2020年日誌　8月11日～17日
　現職閣僚が４年ぶりに靖国神社参拝／ＧＤＰ戦後最悪の下落

□原爆投下後の「黒い雨」を国の援護対象地域外で浴びた住民ら84人全員を被爆者と認め、被爆者健康手帳の交付を命じた広島地裁判決（７月29日）について、国と被告の広島県、広島市が控訴した（12日）
□イギリスの４〜６月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）速報値は、前期（１〜３月期）より20.４％減り、過去最大の落ち込み（12日）
□トランプ米大統領は、イスラエルとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）が国交を樹立することで合意したと発表した（13日）
□高レベル放射性廃棄物（核のごみ）の最終処分場をめぐり、北海道寿都（すっつ）町の片岡春雄町長は、国の候補地選定プロセスに応募を検討する考えを表明した（13日）
□中国軍は、台湾海峡周辺で実戦演習を行ったと発表した。米が台湾問題への関与を強めていることへの対抗とみられる（13日）
□政府主催の全国戦没者追悼式で安倍首相が式辞を述べたが、アジアの近隣諸国への加害責任に今年も言及せず、昨年まで用いてきた「歴史」という文言が消え、「積極的平和主義」が初めて盛り込まれた（15日）
□安倍内閣の現職閣僚が４年ぶりに東京・九段の靖国神社を参拝した。参拝閣僚４人は小泉進次郎環境相、萩生田光一文部科学相、衛藤晟一沖縄北方相、高市早苗総務相（15日）
□インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁し（７月25日）、燃料油が流出していた日本の大型貨物船の船体が二つに分断した（15日）
□内閣府が発表した国内総生産（ＧＤＰ）の１次速報は前期比７.８％減、年率換算27.８％減で、過去最悪に（17日）