コロナ解雇を許さない! 今すぐ医療・生活保障を! 改憲・戦争反対! 今こそ安倍を倒せ! 7・12泉佐野に集まろう

週刊『前進』04頁(3146号03面03)(2020/07/06)


コロナ解雇を許さない! 今すぐ医療・生活保障を!
 改憲・戦争反対! 今こそ安倍を倒せ!
 7・12泉佐野に集まろう


 世界のコロナ感染者が1千万人を超え、死者は50万人を超えました。
 情勢の核心は、差別・貧困・格差のなかで大量の労働者をコロナ死、失業に追いこんでいる資本家階級の支配を根底からひっくり返す労働者民衆の闘いが世界中で闘われていることです。日本でも6月、東京・渋谷で黒人虐殺を許さないデモに5千人の青年や学生が立ち上がりました。
 私たちは、世界中で立ち上がっている人々と連帯して、泉佐野で安倍打倒の集会とデモを勝ち取ります。

コロナ被害拡大の責任は安倍と維新

 コロナ感染を拡大させ大量の死者を出したのは30年にわたる新自由主義です。安倍政権は検査もせず、自宅待機中に急変し命を落とした人がたくさんいます。
 大阪では「維新」こそが医療を崩壊させました。大阪市で24もの保健所を1カ所に減らし、職員を3分の1削減し、市立病院を半減させた維新を許すことはできません。泉佐野市では、コロナ治療(28床)に取り組んだりんくう総合医療センターが経営危機に陥っています。コロナ危機の第2波、第3波が起こると言われる今、保健所を増やし、公立・公的病院を守り、増やし、早期・徹底検査をさせることが必要です。

自衛隊の中東派兵を絶対に止めよう

 黒川を検事総長に据えようとした安倍のもくろみは1千万人の怒りで粉砕されました。コロナ対策で電通やパソナに巨額の利権を与え、河井問題で1億5千万円もの買収資金を渡した安倍は政権崩壊の危機に追いつめられています。
 しかし、安倍は危機にあるがゆえに「敵基地攻撃能力について新たな議論を」「任期までの改憲を成し遂げたい」と、改憲・戦争で正面突破しようとしています。6月28日の読売新聞に、中東派兵の自衛隊に武力行使を認める政府見解を発表したと、驚くべき記事が載りました。「PKO(国連平和維持活動)法」で「生命の防衛」を「自己保存のための自然権的権利」と言いなし「武器を使用しても『武力の行使』には当たらない」という暴論を、中東派兵の海自艦にも適用できるとしたのです。
 イージス・アショア配備撤回は、地元住民の反対運動の勝利です。その直後に安倍政権は「防衛ではなく、敵基地破壊だ、先制攻撃だ」と動き始めました。
 6月28日、私たちは舞鶴で「自衛隊の中東派兵絶対反対」の行動を行いました。舞鶴からの派兵を自衛官や家族とともに絶対止めましょう。中東に派兵されている自衛隊をただちに撤退させましょう。泉州住民の会が1980年以来、戦争反対、軍事空港反対と関西空港の地元で闘いぬいてきたことは決定的です。

今こそ労働組合を結成して闘おう!

 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武建一委員長、湯川裕司副委員長を1年9カ月ぶりに奪還しました。闘う労働組合をつぶす攻撃を粉砕したのです。
 関西合同労組は、インバウンド対象のホテルで働いていた青年労働者へのコロナ解雇と闘ってきました。関西空港は外国人旅行者が激減し、大破綻の危機に陥っています。空港はガラガラ。インバウンドを当て込んで、次々建設されたホテルの多くが休業。りんくうタウン駅前に建設中のホテル(700室)は、WBF(ホワイト・ベア・ファミリー)が運営することになっていましたが、コロナで最大規模の倒産をしました。関空島で働く1万8千人の労働者、観光産業、飲食店、ドラッグストアなどで働く労働者に解雇、雇い止めが吹き荒れています。
 今こそ労働組合を結成して闘う時です。ともに闘おう!
(関西新空港絶対反対泉州住民の会・中川育子)
     ◇
7月12日(日)午後1時開場、1時30分開始。集会後、デモ/生涯学習センター(泉佐野市市場東1―295―1)/〈呼びかけ〉改憲・戦争阻止!大行進 泉州、関西新空港絶対反対泉州住民の会、関西合同労組泉州支部、関西労組交流センター
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