2020年日誌 6月9日~15日 休業給付へ雇用保険特例法/「イージス・アショア」計画停止

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週刊『前進』04頁(3142号03面04)(2020/06/22)


2020年日誌 6月9日~15日
 休業給付へ雇用保険特例法/「イージス・アショア」計画停止


□厚生労働省の4月の毎月勤労統計調査では残業代など所定外給与は前年同月比12・2%減の1万7984円で過去最大の減少(9日)
□高市早苗総務相は、マイナンバーと預貯金口座をひも付け、国民1人につき1口座の登録を義務づける考えを明らかにした(9日)
□持続化給付金事業で電通への再委託が問題にされている一般社団法人サービスデザイン推進協議会の事務所が報道機関に公開されたが、翌日、事務所は再び無人に(9日)
□新型コロナウイルス対策で地方自治体の財源不足はリーマン・ショック後の18兆円を超える見込みであることが判明。都道府県財政の「貯金」にあたる基金の取り崩し額は、すでにその7割の1兆円に及んでいる(10日)
□米連邦準備制度理事会(FRB)は公開市場委員会で、少なくとも2022年末までゼロ金利を維持する金融緩和方針を決定(10日)
□米ミネソタ州での警官による黒人男性虐殺に抗議するデモがワシントン州シアトルで行われ、デモ隊は警察管区の建物周辺を占拠して解放区を設置したと発表した(11日)
□政府は今国会での種苗法改定を断念(11日)
□雇用先が休業したのに休業手当が支払われていない労働者が、自分で直接申請すれば賃金の80%の給付金を受け取れるようにする雇用保険臨時特例法案が成立した(12日)
□政府は新型コロナウイルスにより中止していた辺野古新基地建設工事を再開(12日)
□河野太郎防衛相は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の計画停止を表明。迎撃ミサイル発射後、ブースターが民家に落下する危険は回避できないとした(15日)

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