国鉄全国運動がパンフ発行

週刊『前進』02頁(3141号02面04)(2020/06/18)


国鉄全国運動がパンフ発行


 国鉄闘争全国運動は「国鉄1047名解雇撤回闘争の到達点——中央労働委員会の却下・棄却命令を弾劾する」と題するパンフレットを発行した。パンフは7・26全国集会に向け、国鉄闘争の現段階と直面する課題を明らかにしている。
 1047名闘争をめぐり、中労委は3月18日、不当極まる却下・棄却命令を出した。それは、動労千葉―動労総連合が「解雇の責任はJRにある」という真実を暴いたことへの大反動だった。今回のパンフは、この反動によっても照らし出された、国鉄解雇の真相を突き止めたことの歴史的意味を、改めて捉え直している。
 中労委命令の直後に、新型コロナウイルスの感染が拡大し、労働組合活動も制約される中、反動命令への反撃も簡単には行えない状況が続いた。しかし、関西生コン支部弾圧粉砕と7・26国鉄集会を機に、反転攻勢は始まろうとしている。
 コロナ危機の中で、労働運動の新たな挑戦が求められている。パンフは国鉄分割・民営化と対決してきた立場から、この課題についても提起している。7・26国鉄集会の組織化へ活用しよう。
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「国鉄1047名解雇撤回闘争の到達点——中央労働委員会の却下・棄却命令を弾劾する」
発行 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動〔連絡先 千葉市中央区要町2―8 DC会館〕
頒価 200円
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