夏期カンパを訴えます コロナ危機・大失業と闘う労働運動を切り開く資金を
週刊『前進』04頁(3140号03面02)(2020/06/15)
夏期カンパを訴えます
コロナ危機・大失業と闘う労働運動を切り開く資金を
すべての支持者・「前進」読者のみなさんに革共同への夏期カンパを訴えます。
米ミネアポリスで発生した警官による黒人男性虐殺事件に対する怒りは、コロナ危機の下で同じように国家によって殺されようとしているすべての人々の決起をつくり出しています。労働組合の解体と治安弾圧によって押さえつけられてきた資本主義・帝国主義への怒りを、ついに「公然たる内乱」として爆発させ始めているのです。
「前進」で報道されたように、この闘いの先頭で労働組合が決起していることは決定的です。韓国・民主労総を先頭とした2017年「ろうそく革命」の継続が全世界に広がろうとしているのです。
日本でも全く同じです。黒川弘務検事長を辞任にまで追い込んだ1千万件を超えた抗議のツイッターデモは、電通・パソナがつくった「幽霊会社」によるコロナ給付金業務委託問題をめぐる安倍政権の腐敗を暴き出しています。安倍政権の支持率が政権発足以来最低の30%台に落ち、改憲・戦争への「最後の支配体制」として日本帝国主義が生み出した安倍体制が崩壊の末期に突入したのです。6月末をもって本格化するコロナ解雇―大恐慌情勢は、革命の現実性を日々明らかにしています。
この情勢の中で、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武建一委員長と湯川裕司副委員長の保釈奪還が勝ち取られました。労働組合の破壊と労働運動の圧殺を狙った関生弾圧の全面粉砕へ決定的な勝利です。
私たち革共同は5・1メーデー闘争に引き続き、改憲・戦争阻止!大行進が呼びかける、アベ退陣!6・14新宿デモを突破口に、国鉄闘争全国運動の7・26全国集会の大結集へ共に闘います。しかし、連合・全労連は安倍打倒の決起が求められるこの時に、コロナを理由にして5・1メーデー、5・15沖縄、8・6ヒロシマなど労働者階級の反戦・反核の闘いを放棄しようとしています。
革共同は、いま急速に立ち上がっている労働者民衆と共に闘います。安倍を打倒し、この社会を変革していく力は階級的労働運動の前進にあります。JR、学校、自治体、郵政、医療・福祉、交通・運輸など全ての職場に入っていき、労働組合をつくり、また闘わない労組を闘う組合に変えていきます。
労働者階級に深く広く根ざした党をつくるための資金として皆さんの絶大なるカンパを寄せてください。プロレタリア革命の勝利へ共に闘いましょう。