関生・武委員長を奪還 安倍を倒すのは今
関生・武委員長を奪還
安倍を倒すのは今
641日の不当勾留を打ち破った大勝利
安倍・黒川への怒りが全国に広がっている渦中の5月30日、労働組合つぶしを狙った不当弾圧で641日間にわたって長期勾留されていた全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武建一委員長の保釈を勝ち取った。大勝利だ。
大阪拘置所から出てきた武委員長は、「応援してくれたみなさんのおかげ。ありがとう。感謝しています」と元気な声で笑顔を見せた。いまだ獄にいる湯川裕司副委員長もただちに奪還しよう。
この勝利を突破口に闘う労働運動をよみがえらせよう。6月7日の新宿街宣(JR本社への抗議行動)と14日のアベ退陣!新宿デモに結集しよう。
JRこそ社会崩壊つくり出した先兵
この30年の新自由主義政策によって民営化・外注化・非正規雇用化が一気に進められた。結果としてエッセンシャルワーカー(医療や鉄道など、社会の機能を維持するために最前線で働く人びと)の低賃金化と慢性的な人手不足を引き起こし、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機として社会は崩壊状態に陥った。一切の原因は新自由主義政策にこそある。その先兵こそ、外注化・非正規職化を進めてきたJRである。
JRは緊急事態宣言下で幹部には自宅勤務、その一方で現場労働者には感染リスクの高い清掃・消毒などの仕事を行わせてきた。動労千葉はこの現状に対して「この間、CTS(千葉鉄道サービス、JRの下請け会社)本社勤務者ばかりが『通勤による感染リスクを避けるため』と出勤自粛を行い、現場の感染対策は後回し。JR千葉支社でも約半分しか出勤していなかった。現場のみんなは、これを聞いてあきれかえってる。『自分たちだけ助かりたいと思ってるんじゃねえのか』という声であふれている」(動労千葉ツイッターより)と弾劾している。
1987年の国鉄分割・民営化は、日本における新自由主義導入の突破口だった。これ以降、社会にとって必要不可欠な公共交通、医療・福祉、郵便、教育など全てを民営化して金もうけの道具にしていった。利益の上がらない部門は切り捨てられ、外注化と非正規職化が次々と進められていった。
6・7本社前街宣6・14新宿デモへ
安倍政権は公立病院の民営化と統廃合、保健所の削減、非正規職の拡大をはじめ、この新自由主義を徹底的に推進している。労働者とりわけ青年や女性の貧困を拡大させる一方で軍事費は過去最大を更新し続け、「アベノミクス」「黒田バズーカ」などと称して大企業救済のためには湯水のように金を使ってきた。こうした安倍と新自由主義に対する積年の怒りが、検察庁法改悪案反対運動をはじめ、様々な形で爆発している。
今こそ安倍とJRに怒りをたたきつけよう。6・7新宿街宣と6・14アベ退陣!新宿デモに集まろう。
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6・7新宿駅前街頭宣伝
6月7日(日)正午
JR新宿駅南口(JR本社前)
呼びかけ 東京労組交流センター
賭博・黒川の無罪放免ゆるさない!
コロナ解雇を許すな! 100%補償しろ!
アベ退陣!6・14新宿デモ
6月14日(日)午後1時集合、2時15分デモ出発
JR新宿駅東口アルタ前
呼びかけ 改憲・戦争阻止!大行進