石川さん不当逮捕57カ年糾弾 5・23都内一斉街宣
石川さん不当逮捕57カ年糾弾
5・23都内一斉街宣
5月23日、都内4カ所で取り組まれた狭山一斉街宣の報告です。(編集局)
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JR阿佐ケ谷駅南口では全国水平同盟杉並支部が呼びかけ狭山スタンディングアピールが行われました。東京西部ユニオン、多摩連帯ユニオンの仲間も駆けつけました。訴えに立ち止まって聞き入る市民、チラシを見て討論する輪がいくつも生まれました。逮捕時24歳の石川さんが81歳になると知り、「悔しいですね」と署名に応じる青年も。400枚のチラシが配られ、狭山署名は13筆に。「コロナ関連労働相談」ののぼりを見た労働者が不当解雇を訴え、即日ユニオンに加盟、解雇撤回へ闘うことになりました。 (K)
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東京北部ユニオン、東京北部労組交流センターなどの仲間は、狭山駅に通じる池袋駅西武口前で訴えました。「狭山再審行え!」のボードとマイクアピールに道行く人の注目度は抜群。ビラを見て引き返してきた若い男女など署名が9筆。狭山市民もいました。事件当時教師だった男性は「これで変わるといいね」と声をかけてくれました。開始早々、手製のボードを持って一緒に座り込んでくれた方は、毎月の23狭山デー街宣に参加しているとのこと。星野闘争やふくしま共同診療所にもカンパをしてくれているそうで、すばらしい出会いでした。 (H)
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東京東部労組交流センターの仲間は、東武鉄道曳舟(ひきふね)駅前で取り組みました。「狭山事件知ってます」という人も多く、交差点に掲げた「狭山再審行え!」のボードに「狭山事件か、本当に長いよね」「頑張ってください」と声をかけていく人、事件を知らない青年が詳しく質問する場面も。「石川さんをでっち上げてきた連中がのうのうと悪事を働いている」と言うと、「そうよねえ、ホントに許せないわ」と返ってきました。街には黒川検事長の賭けマージャン辞任と安倍への怒りが充満していました。 (HM)
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なんぶユニオンは、京浜急行雑色(ぞうしき)駅改札先の商店街で狭山署名に取り組みました。買い物で行き交う人々が次々とビラを受け取り、署名は16筆に。「狭山を知っている」という年配者は「賭けマージャンの検察はひどい」と憤り、「昔、組合で狭山に取り組んだ」というタクシー労働者は「コロナで職場が大変。何かあれば連絡する。安倍は許さない」と言っていました。安倍・黒川への怒りが狭山署名という行動になりました。(O)