NAZEN関西 核武装のための原発とめろ 「自粛」うち破りデモ
週刊『前進』02頁(3121号01面02)(2020/04/02)
NAZEN関西
核武装のための原発とめろ
「自粛」うち破りデモ
(写真 吉村知事による「外出・集会自粛」攻撃を打ち破って街頭に飛び出しデモ【3月20日 大阪市】)
3月20日、コロナ「戒厳」体制を打ち破って、NAZEN関西が大阪市内で「核武装のための原発とめよう! 3・20集会」とデモ行進を行った。
村山晃代表が基調報告を行い、「コロナ恐慌の中で労働運動が問われている。解雇も始まっている。動労千葉はストライキに立ち、関西生コン弾圧は反転攻勢に立っている。NAZEN関西は福島圧殺粉砕の先頭に立とう」と訴えた。
続いて元原発労働者の斉藤征二さんが発言に立った。「日本の社会を変えるにはデモしかない。私はどうしても安倍と天皇のことを訴えたい。天皇がポツダム宣言を黙殺したから原爆を投下され、アメリカに基地と沖縄を売り渡した。組合をつくったときには色々な迫害を受けた。国や関西電力は労働組合が怖いんですよ。これからも命ある限り皆さんとともに闘う」
続いて京都府職労舞鶴支部の仲間が、「3月1日の舞鶴闘争で『住民投票』を行い、9割の住民が原発反対の意思表示をした」と報告し、「関西電力はモンスター森山(福井県高浜町の元助役・森山栄治)の被害者ではなく、金もうけのために若狭の地を汚してきたパラサイト(寄生虫)企業だ。自治体労働者が先頭に立って被曝労働を拒否し、避難訓練に反対して闘おう」と呼びかけた。
動労水戸の照沼靖功書記長と高野安雄副委員長がビデオレターで、JR常磐線全線開通反対のストライキに立ち上がること、沿線住民と共に闘う決意を訴えた。
各地域のNAZENの仲間が次々と発言。大阪、八尾、北摂、奈良の各地域での取り組みを報告し、闘いの決意を明らかにした。
集会後、ただちに街頭に出て訴えた。吉村洋文大阪府知事の「外出・集会自粛」の弾圧を打ち破り、コロナ戒厳令粉砕・原発再稼働反対を訴える決定的な闘いを打ち抜いた。
(NAZEN関西事務局・K)