千葉ででっち上げ弾圧 春闘つぶし、労組破壊許すな

週刊『前進』04頁(3120号04面03)(2020/03/30)


千葉ででっち上げ弾圧
 春闘つぶし、労組破壊許すな


 3月23日、千葉県警は動労千葉を支援する会のAさんに対して「公電磁的記録不正作出・同供用」をでっち上げて不当逮捕し、同日自宅に不当捜索を行った。容疑は「虚偽の税申告を行った」というものだが、まったくのでっち上げである。断じて許せない。Aさんは百パーセント無実である。直ちに釈放しろ。
 ぎりぎりの生活費で暮らす労働者を「虚偽申告」などと言って弾圧する国家権力・安倍政権こそ、巨額の税金を私物化し、国会で虚偽答弁を繰り返して開き直っているではないか。森友・加計文書を改ざんさせ、末端職員を自殺に追い込んだ安倍政権。オリンピック最優先で人々の命を犠牲にしてきた安倍こそ、監獄へ行くべきである。
 新型コロナウイルス蔓延(まんえん)は新自由主義下での医療と社会の崩壊的現実を明らかにした。だが、世界の労働者階級は命と安全を守るために決起している。今こそ闘う労働組合の出番だ。
 「労働組合なき社会」攻撃の一環である今回の弾圧をはね返し、関西生コン支部への大弾圧を粉砕し、「自粛」情勢を打ち破って20春闘を断固闘いぬこう。
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