「直接雇用を」 AGC本社に申し入れ
週刊『前進』02頁(3113号01面02)(2020/03/05)
「直接雇用を」
AGC本社に申し入れ
韓国・クミ(亀尾)市でAGCファインテクノ韓国株式会社(AFK)に対し「解雇を撤回し、直接雇用を行え」と2015年から闘い続けている旭非正規職支会。この闘いに連帯して結成された旭非正規職支会支援共闘会議は2月27日、AGC本社を訪問し、申し入れを闘った。
AGC本社が入る東京駅丸の内北口に建つ新丸ビルにもコロナ感染者が出たという報道があった直後だ。1月31日には出てこなかった総務の中村だったが、今回は「本当に時間がない」と言いながら応対。
AGC本社・島村琢哉社長への申し入れ事項は、①AGCの韓国法人AFKの違法派遣を認め、解雇した組合員を直ちに直接雇用すること、②昨年2月15日、韓国検察庁により「違法派遣」で起訴されたAFK社長・原納猛(2015年6月、178人を集団解雇した当該)は裁判に出廷すること、以上2点を本社の責任で実行させることだ。
返答を避ける中村に、3月27日のAGC株主総会には旭非正規職支会の組合員と共に登場し、闘うことを宣言した。
その後、東京駅丸の内北口で旭闘争支援を訴えた(写真上)。ビラを読んだ年配の男性が「一緒にやるよ」とビラを配布、「3枚だけど渡した。頑張れよ」と言って去っていった。
京浜工場で朝ビラ
2月26日朝、AGC京浜工場前で合同労組かながわの労働者が宣伝を行った。
7時前から8時30分まで、小雨が降り続く中だったが、出退勤する労働者に約300枚のビラが手渡された。(写真下)