沖大で現状変革求める声 自治会選挙 赤嶺委員長を信任
沖大で現状変革求める声
自治会選挙 赤嶺委員長を信任
1月9日から15日に沖縄大学学自治会執行部選挙が行われ、「大学を変えるのは私とあなた」というスローガンで委員長に立候補しました。結果は総得票数286票、信任194票、不信任69票、無効23票。信任率73・8%で委員長に信任されました。
今年の選挙は今までのようなシール投票ではなく、投票用紙を投票箱に入れてもらう形式でした。これが可能となったのは、2014年の学生自治会再建以来続いてきた沖大当局の暴力的弾圧をやらせない力関係をつくったからです。多くの沖大生が投票してくれて本当にうれしく感じます。
今回の選挙では沖大生が応援のメッセージをくれました。「私の好きな言葉に『ちりも積もれば山となる』という言葉がある。この投票も同じだと考えている。一つ一つは微々たるものだが積もれば影響力は計り知れない。ぜひ投票をよろしくお願いいたします」(法経学部・A)。このメッセージも含め、4人の学生がメッセージを寄せてくれ、投票への機運を生み出しました。沖大生のメッセージは沖大学生自治会のブログに載せています。
「大学変えるのは私とあなた」ということで、学内を歩きまわって沖大生一人ひとりと討論しました。「(沖大当局が90台分の駐車場を減らしたことにより)駐車場が足りず、車を止める場所を探していたら授業に遅刻してしまう。遅刻が重なるとテストも受けられなくなるのでしかたなく月6500円で契約駐車場を借りている。なんとかしてほしい」。この沖大生の声に現れているように、大学改革で利益追求に走り大学運営が破綻する中、沖大の現状を変えたいという学生の怒りが感じられました。
沖大当局による隠然とした選挙妨害もありました。選挙の1票1票は学生の決起です。沖大生と団結し、学生が自由に討論し、大学から行動できる状況をつくるためにこれからも闘っていきます。
(沖縄大学学生自治会委員長・赤嶺知晃)