自衛隊を中東の戦場に送るな 2・1〜2横須賀現地へ 地元住民が先頭で行動訴え

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週刊『前進』02頁(3103号01面01)(2020/01/30)


自衛隊を中東の戦場に送るな
 2・1〜2横須賀現地へ
 地元住民が先頭で行動訴え

(写真 海上自衛隊横須賀地方総監部前で「自衛官も一緒に声を上げよう」とアピール【1月26日】)


 中東海域への派遣が2月2日に予定される海上自衛隊護衛艦「たかなみ」の母港がある横須賀で、1月26日、自衛隊中東派兵に反対する集会とデモが行われた。非核市民宣言運動・ヨコスカとヨコスカ平和船団が主催し、約80人が「『たかなみ』を中東に行かせるな!」と声を上げた。
 午後3時、海自横須賀基地に隣接するヴェルニー公園で集会が行われた。地元・横須賀の住民からは、安倍政権の閣議決定一つで派兵が決定される中、自衛隊員に向かって「隊内から声を上げ、一緒にこの流れを止めましょう」と丁寧に訴えてきたことが報告された。輸送機オスプレイの配備が狙われている千葉県習志野市、海自基地のある広島県呉市からも反戦運動を取り組む人々が参加し、活動報告を行った。
 改憲・戦争阻止!大行進神奈川として発言に立った元中学校教員の船木明貴さんは、「たかなみ」に乗る隊員の家族から直接聞いた話を紹介し、「とても心配だ、行かないでほしいと隊員の家族も訴えている。この思いを共有し、今日の抗議行動を行いたい。この横須賀では、子どもたちの学校給食に防衛費が使われることが計画され、18〜22歳の名簿はすべて防衛省に提出されています。街ぐるみで戦争に加担するような動きに断固抗議しましょう」と訴えた。
 楽団「よろずピースバンド」による歌が披露され、全体を盛り上げながらデモに出発。参加者は公園内をデモしながら海自横須賀地方総監部に向かい、自衛隊員に向けて「一緒に声を上げましょう」とアピール。その後、国道16号線を行進し米海軍横須賀基地正門前を通って市役所前公園へと向かった。地元住民と共に2・1〜2横須賀現地闘争に立とう。

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