香港 103万人が元日から実力デモ
週刊『前進』04頁(3098号02面02)(2020/01/13)
香港 103万人が元日から実力デモ
香港の2020年は闘争で始まった。労働者・学生は12月31日の大みそかから街頭に繰り出して「人間の鎖」行動などを行い、午前0時に年が明けた瞬間「勝利の2020年を迎えた」と歓呼の声を上げた。
元日午後2時にはビクトリアパークに103万人の労働者民衆が集まり、普通選挙実現や不当逮捕者の釈放などの「五大要求」を掲げてデモに出発。警察は30分でデモ解散を命令し、催涙弾を発射して弾圧したが、決起した民衆はバリケードを築いて深夜まで激しい実力デモを貫徹した。この元日デモでは、新たに結成された42の労働組合が沿道で街頭宣伝を行った。香港職工会連盟の李卓人事務局長もマイクをとり、「今、労働組合建設の新たな高揚が来た。労働組合をつくろう! 政治闘争と経済闘争を結合させよう!」と訴えた。