革共同に熱いカンパを 国際連帯で戦争を阻む2020年階級決戦へ
週刊『前進』04頁(3092号01面04)(2019/12/09)
革共同に熱いカンパを
国際連帯で戦争を阻む2020年階級決戦へ
「前進」読者の皆さん。革共同への圧倒的なカンパを訴えます。
11月29日、国鉄分割・民営化を強行し、派遣労働や非正規職を激増させ、労働組合を攻撃してきた中曽根康弘は、改憲を果たせず世を去りました。この改憲と戦争の野望は安倍政権に、より破綻した形で受け継がれています。
「桜を見る会」をめぐる疑惑をはじめ、安倍政権への怒りは激しく燃え上がっています。安倍の「2020年に新憲法制定」のもくろみは破産寸前です。しかし、安倍政権は海上自衛隊の新たな中東派遣を閣議決定で年内にも強行しようとしています。「戦火」を通して改憲・戦争国家化に突き進もうとしているのです。断じて許せません。
韓国「ろうそく革命」に続き、香港の青年たちの命がけの闘いは東アジア―全世界を揺るがしています。チリの労働者民衆の120万人のデモはアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議をも粉砕しました。1年を超えて闘い続けられているフランスの黄色いベスト運動をはじめ、全世界で労働者が怒りを爆発させ、「生きさせろ」の闘いに決起しています。
日本でもまったく同じです。どんなに努力しても縮まない格差、死ぬほど働いても抜け出せない貧困を労働者に強制しておきながら、自らは巨額の税金を私物化する安倍政権の不正と腐敗。こんな連中が私たちの未来を食いものにして改憲と戦争に突き進もうとしているのです。
もう黙ってはいられません! ダブルジョブ・トリプルジョブを余儀なくされ、結婚することも、家族を持つこともできないこの非正規職社会。私たち革共同は、この社会を変える闘いの先頭で闘います。
すべては労働組合の闘いにかかっています。職場で孤立させられていたら、会社や管理職にいいように使われるだけかもしれない。しかし、職場に労働組合の旗を立てた瞬間に、会社と対等な立場でものを言い、職場を変えていくことができる。革共同は仲間との団結と全国からの支援を力にして、職場の最先頭で闘っていきます。この労働組合の闘いを、会社も安倍政権も死ぬほど恐れています。
この最大の攻防が全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部への大弾圧との闘いです。労働組合がつぶされたとき、改憲・戦争が現実になります。6千万労働者の労働基本権と未来を守るために関生支部への弾圧を粉砕しよう。闘いは今や国鉄闘争と並ぶ階級的労働運動の中心課題です。
私たち革共同は、階級的労働運動の前進を軸に改憲阻止・日帝打倒、日本革命―世界革命の実現のために先頭で闘います。皆さんの熱いカンパを革共同に寄せてください。2020年を労働者階級の反転攻勢の年にしましょう!