冬期大カンパを訴えます
　労組破壊と闘い改憲と戦争を本気でとめる絶大なカンパを

　すべての「前進」読者の皆さん。「戦争・改憲か、改憲阻止、安保粉砕・日帝打倒か」の２０２０年決戦に勝利する、革共同（中核派）への絶大な冬期カンパをお願いします。
●戦争と改憲を阻んでいる
　安倍首相は天皇の生前退位を使って憲法改悪を強行し、新天皇即位と東京オリンピックを「新憲法」で迎えようと、安保・戦争法を強行成立させ、さらに全学連をはじめ闘う勢力への大弾圧に突進してきました。
　しかし、この攻撃は実際には労働者階級の闘いによって破綻し、押し返されています。逆に、「この安倍政権を倒したい！」という怒りと思いはますます高まっています。
　天皇儀式のために税金を湯水のように使った20億円の大嘗宮（だいじょうぐう。一部プレハブ、使用後解体）や、安倍の身内の飲み会「桜を見る会」名簿隠滅にも、人民の怒りが高まっています。
　悔しい思いをする職場や地域での毎日の必死の攻防が、安倍の改憲攻撃を阻んでいます。
●職場・地域に労働組合を
　冬期カンパを訴える第一は、日本の労働者階級の怒りと闘いを組織する階級的労働運動の発展のためであり、労働組合を職場と地域で組織するための資金を集中するためです。
　11月労働者集会で登壇した動労千葉のＣＴＳ（千葉鉄道サービス）最大職場での労働者代表選挙の勝利や、自治体や教育職場、コンビニ関連ユニオンや過労死を考える家族の会、外国人労働者をめぐる実践は、労働者階級が新自由主義に対し、反撃に立ち上がりはじめていることを教えています。
　それに続いた訪韓闘争で学んだことは、民主労総が「ろうそく革命」からの２年間を職場での組織建設で闘い、20万人以上の組合員を新たに獲得して「１００万人の民主労総」を実現し、その力が、11月９日ソウルでの10万人の労働者大会と国会デモとなり、東アジアと世界の階級闘争の主力として登場していることでした。私たちは、これらから学び実践し、非正規職労働者をはじめ労働者を労働組合に組織する闘いの先頭に立ちます。
　バラバラにされている労働者、セクハラ・パワハラに怒る労働者が飛び込める、集まれる労働組合を組織するために、革共同は労働組合の仲間と共に闘います。地区党の常任がわかりやすいビラを作り、配り、多くの労働者と会い、討論し、労働者自身の党を建設するためには活動を支える資金が必要です。
●改憲阻止！大行進の発展へ
　第二に、「戦争だけは絶対に止める」ために資金が絶対に必要です。
　改憲・戦争阻止！大行進運動に力を集め、全学連運動を思い切って発展させよう。沖縄闘争、反原発、星野闘争、入管、反軍、女性解放闘争、部落解放闘争、障害者解放闘争などを推進するためのカンパをお願いします。改憲は日本帝国主義のすべてをかけた攻撃だからこそ、改憲阻止はただちに安保粉砕・日本帝国主義打倒（日本革命）に直結する戦略的攻勢的な闘いです。
　第三に、国際連帯闘争をさらに発展させるためにも交通費などを含めた多額の資金が絶対に必要です。
　11月労働者集会に参加し、あるいはメッセージを寄せてくれた韓国、台湾、中国、香港、ドイツ、アメリカの労働者階級との濃厚な国際連帯は、プロレタリア世界革命の現実性を示し、続く訪韓闘争でさらに強化されました。国際連帯の核心はそれぞれの国での資本・権力との闘いにあります。それを土台とし、より緊密な討論と団結を深めるための資金が必要です。
　第四に、国家権力から階級的労働運動を守り、労働者を広く深く組織するために、非合法・非公然体制を堅持し発展させるためのカンパを訴えます。革共同は第26回全国委員会総会をふまえ、どこまでも労働者階級の党として、この時代に求められている自己変革を必ず成し遂げ勝利するまで闘いぬくことを誓います。
　それらを支え、推進するための「前進」発行体制を支えるカンパをお願いします。
●冬期カンパ闘争に立とう
　革共同へのカンパのお願いと共に訴えたいのは、闘う仲間たちが呼びかけるカンパ要請に応えていただきたいということです。
　全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部は、11月労働者集会を共に20年以上闘ってきた仲間です。のべ87人が逮捕され60人以上が起訴、いまだに２人が勾留中です。企業の違法行為摘発を「恐喝未遂」、汚水の垂れ流しを問題視するビラ配布やストライキでのピケットを「威力業務妨害」、保育園に子どもをあずけるための就労証明書を求めたら「強要未遂」と、労働組合の正当な活動を全て「犯罪」とする弾圧です。この弾圧を打ち破る多額の保釈金カンパを集めることは日本階級闘争の第一級の課題です。
　三里塚反対同盟の市東孝雄さんの農地を守るカンパに応えよう。全学連国賠訴訟へのカンパ、星野文昭さん国家賠償請求訴訟への５００万円カンパに応えよう。冬期カンパ闘争で勝利の20年を切り開こう。