北海道で労働者集会 旭川弾圧に勝利し団結固める

週刊『前進』04頁(3078号02面05)(2019/10/21)


北海道で労働者集会
 旭川弾圧に勝利し団結固める


 9・11旭川弾圧に勝利し、11・3全国労働者集会に向けて闘いが前進しています。10月6日に国鉄闘争全国運動・北海道主催の労働者集会を札幌市で開催し、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重(キムウォンジュン)さんを講師に招き、労働者を中心に22人が参加しました(写真)。階級的労働運動の中に日韓連帯を貫く上で、貴重なお話を聞くことができました。
 金元重さんは講演で「韓日関係の悪化の中で日本製品の不買運動も起き、『日本は敵国か』という議論になる。動労千葉が公表した、『改憲・戦争に向かう安倍政権打倒!対韓国輸出制限を即時撤回せよ!』と題する日韓労働者の国際連帯を貫く戦闘宣言が、韓国の労働者に感動を持って迎えられている。韓国の若者は『NO安倍』です」と述べました。さらに、「民主労総は7月16日、経済時報を発表。安倍政権の対韓政策を、賠償回避というより戦争のできる国家をめざす『21世紀版侵略政策』と断罪した」と、韓国・民主労総の闘いを紹介しました。
 講演に続いて、国鉄闘争全国運動に参加する2労組が発言しました。
 札幌の合同労組の委員長は「関生労組への弾圧に関して学習会をやる。10年前は予期しなかった事態が、安倍の改憲・戦争策動のもとで起きている」と語った。札幌のタクシー労組の委員長は「9・11旭川弾圧は、公安が労働組合や市民運動を監視しているから起きた。タクシーのストライキに警察が来たのも同じ狙いがある。あのスト以上の職場闘争をやる以上、警察との闘いも覚悟していく。排外主義とも対決していく」と決意表明した。
 最後に、司会者から11・3への総結集が呼びかけられた。
(札幌J・S)

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