韓国で星野暁子さん詩集 テグの仲間が半年かけ制作 愛と闘いの詩59編を収録

週刊『前進』04頁(3060号03面04)(2019/08/19)


韓国で星野暁子さん詩集
 テグの仲間が半年かけ制作
 愛と闘いの詩59編を収録

(写真 出来上がったばかりの詩集が広島で星野暁子さんに渡された)


 8・5〜6広島の闘いに来日した韓国テグの仲間たちが、出来上がったばかりの星野暁子さんの詩集を持参しました。深緑色の表紙に「おっとのない結婚式」というタイトルがハングルと日本語で書いてあります。前半はハングルですが、後半は日本語なので私たちも読むことができます。
 イドクチェさんが代表をつとめる「マルクスとアソシエーション研究所」(旧・教育空間ワ)がこの詩集を作成しました。今年1月、韓国第2の都市テグにおいて星野文昭・暁子詩画展が開催されました。この詩画展は大成功し、星野闘争が日韓連帯を発展させる役割を果たすことができました。イドクチェさんから「ぜひ星野暁子さんの詩集を発刊したい」という提案があり、半年かけて実現したものです。
 暁子さんが選んだ59編の詩が収録され、前の方に二人の愛を語る詩、後ろに闘いと国際連帯の詩が配置されています。最後の1行は、星野文昭さんが語った「世界で生きる労働者民衆は一つだ」です。
 8・6ヒロシマ大集会で登壇したイドクチェさんは、「日韓の労働者の同志たちが団結しないといけない情勢が、東アジアでつくられている。星野文昭さんの遺志を継承し、ともに闘おう」と発言。これを受けて暁子さんが「星野文昭の闘いのすべてを継承する」と決意を述べました。7日にはテグの仲間たちと暁子さんらとの懇談会がもたれ、今後さらに連帯を強めることを誓い合いました。
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(事務局 金山克巳)

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