空港周辺で一斉行動 NAAと安倍に怒り噴出
週刊『前進』04頁(3058号04面03)(2019/08/05)
空港周辺で一斉行動
NAAと安倍に怒り噴出
7月21日、75回目の空港周辺一斉行動が行われた。午前8時30分、反対同盟と支援連は成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れで打ち合わせを行った(写真)。
反対同盟事務局の伊藤信晴さんが「空港機能強化推進の張本人・田村明比古元航空局長がNAAの新社長となり、いよいよ本格的な闘いに入る」と提起し、「元脱落派で空港推進に転向した石井新二が『未来あした』と題するビラを出した。得手勝手な計算でカネをよこせとする腐敗しきった新二の姿を暴露し、住民の怒りを組織しよう」と呼びかけた。
田村NAA新社長を弾劾し、機能強化白紙撤回を呼びかける「反対同盟ニュース」第75号を手に一同は担当地域へと繰り出した。
空港周辺住民や空港関連で働く労働者は「飛行機にあわせて眠って働け」とでも言わんばかりの「早朝・深夜時間帯のアクセスを確保する」という田村新社長の暴言に、周辺住民の怒りは高まっている。「老人決死隊を作ってでも造らせない」との声も寄せられた。
この日は、参院選投票日。安倍政権への怒りが多く寄せられた。木更津オスプレイ配備反対の記事を見た住民は「成田も戦争になったら使うことになる」と危機感を語った。
午後4時半、再び離れに集まった。この日集まった要望書は20通。市東さんが「まだ機能強化についてはっきりしていないことがたくさんある。こちら側の情報を地域住民に知らせ、あきらめずに地道にやろう」と一同を鼓舞した。
次回、8月25日は拡大一斉行動として展開する。ぜひ駆けつけよう。