動労総連合・北海道が定期大会 一丸となり組織拡大へ 希望は現場労働者にこそある

週刊『前進』04頁(3058号01面04)(2019/08/05)


動労総連合・北海道が定期大会
 一丸となり組織拡大へ
 希望は現場労働者にこそある


 7月21日、動労総連合・北海道は第3回定期大会を開催し3年目の闘いに進むと確認しました。(写真
 あいさつに立った長尾信一委員長は、「組織拡大も大事だけど、北海道に動労総連合が存在していることが重要」と述べ、「札幌に安倍が来た時、ヤジを飛ばしただけの人を警察が強制排除した。まさしく権力の暴走だ。民主主義を守る労働運動をつくることが大事だ」と強調しました。
 連帯のあいさつでは、婦人民主クラブ全国協議会北海道支部が「JRの第3の分割・民営化と並行して介護労働への外国人労働者の導入、女性の短時間雇用化が進んでいる。動労総連合と共に頑張る」と決意を述べました。
 地元の合同労組の委員長は「2月の大会で1047名解雇撤回とJRの廃線反対のスローガンを掲げた。ともに勢力を拡大しよう」と訴えました。タクシー労働組合の委員長は「労組はできて20年だが、今年3回大会を開催した。動労総連合と一緒に歩んでいる。長尾委員長は『民主的な労働組合としてつくりたい』と言ったが、私たちも組合員全体で進めることを追求している。共に労働者の力で進む組合になりましょう」と呼びかけました。
 質疑・討論では、自治体労働者が「組織拡大を具体的にどうするか」と質問、成田昭雄副委員長は「JRの現場労働者にこそ希望がある。ビラなどによる働きかけは続いている。もっと働きかけていく」と答弁しました。
 さらに「高崎や千葉では組織拡大が始まっている」「ここにいる人が組織拡大へ一丸となり、地域の労働運動でJR情勢を揺るがそう。青年と一緒に闘うためにもっと意識改革を」などと活発な議論になりました。
 閉会あいさつで成田副委員長は、「安倍・自公は消費税10%をやると言う。JRは外注化から鉄道事業の外部化へ。それと闘って組織拡大を」と締めくくりました。
(札幌 J・S)

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