8・6ヒロシマへ岡山集会 広範な連帯で改憲阻止しよう

週刊『前進』04頁(3056号04面02)(2019/07/29)


8・6ヒロシマへ岡山集会
 広範な連帯で改憲阻止しよう


 7月21日、8・6ヒロシマ大行動に向けた岡山集会を開催した。(写真
 冒頭で司会が、強制連行された徴用工への謝罪と賠償の要求を拒絶して経済制裁を加えている安倍政権を断罪し、「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキをくりかえすな」と訴えた。
 動労西日本の山田和広書記長が「広島市の松井市長は拡声器規制条例をつくろうとし、市職員に反戦反核運動への弾圧を強制している。被爆者の怒りの声を圧殺する攻撃だ。しかし、教育・自治体労働者は、現場から『改憲・戦争絶対反対』を正面課題として立ち上がり始めている。規制反対の広範な連帯も生まれている。実力闘争で集会・デモを打ち抜こう。8・6ヒロシマ大行動を成功させ、改憲阻止闘争の前進を切り開こう」と基調を提起した。
 時代認識について提起した仲間は、ロシア革命によって切り開かれた社会主義への過渡期にわれわれは生きていること、中国・朝鮮・アジアをめぐる再分割戦争をやろうとしている帝国主義を打倒すること、とりわけ自国帝国主義の打倒がわれわれの責務だと訴えた。
 1971年11・14渋谷暴動闘争を闘った世代の仲間は、星野さんの遺志を継いで闘うと宣言。
 参加者からも熱心な発言が相次いだ。「被爆2世の連れ合いはあらゆる病と闘い続けてきた。原爆投下は米帝の人体実験だった。被爆者・被爆2世と共に闘おう」との訴え。「みんなの発言を聴いて、私も8・6に行かなければと思った」と参加を決めた農民。時間いっぱいの熱い討論が続いた。
 全国のみなさん! 8・6ヒロシマ大行動に結集しよう!
(動労西日本書記長・山田和広)

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