なれあい選挙ぶっ飛ばせ 7・20銀座 全学連先頭に220人がデモ
週刊『前進』02頁(3055号01面02)(2019/07/25)
なれあい選挙ぶっ飛ばせ
7・20銀座
全学連先頭に220人がデモ
(写真 労働運動・学生運動の力で社会を変える決意を込め、若者を先頭に銀座方面へ向かうデモ【7月20日 東京・港区】)
「若者の力で未来を変えよう!」「馴れ合い選挙ぶっとばせ!」「私たちは『選挙の1票』なんかじゃない!」——参院選の投票日を翌日に控えた7月20日夕刻、東京・銀座で全学連が呼びかけた7・20銀座デモが行われ、学生や青年労働者を中心に220人以上が集まった。4月の杉並区議選を共に闘った若者や「前進チャンネル」の視聴者、さらには沿道からの飛び入り参加もあり、多くの初参加者を迎えて活気あふれるデモがかちとられた。
戦争で未来奪うな
デモ出発に先立ち、午後6時半にJR新橋駅近くの桜田公園(港区)で簡単な打ち合わせを行った。初めに全学連の髙原恭平委員長(東京大学農学部)がマイクを握った。「私たちが訴えるべきことは、世の中を変える力は政治家ではなく私たち一人ひとりにあるということ。香港の200万人デモ、フランスの『黄色いベスト』運動、そして韓国ではつい先日、非正規職の労働者10万人がストライキに決起しました。日本でも若者を先頭に社会を変える実力行動を巻き起こしましょう!」
続いて、杉並区議会議員の洞口朋子さん(東京西部ユニオン特別執行委員)がアピール。「今日はお昼に三多摩の仲間が呼びかけたオスプレイ配備反対のデモに行ってきました。本日2回目のデモです! 社会を動かす労働者の力で戦争を止める。そういう闘いをここから始めましょう!」
さらに東大の学生がマイクを持ち、「既成の政党に依存するのではなく、闘う労働運動・学生運動の力で社会を変えよう」と訴えた。東京西部ユニオンで闘う青年労働者は職場での闘いを報告し、「青年や労働者が団結して職場・地域の決定権を奪い返そう」と熱弁をふるった。