旭非正規職支会 闘争4年 AGC韓国工場前で決意大会 「我々は勝つ」

週刊『前進』04頁(3048号04面05)(2019/07/01)


旭非正規職支会 闘争4年
 AGC韓国工場前で決意大会
 「我々は勝つ」

(写真 金属労組の組合員を先頭に路上を埋めて決意大会。ともに闘いを担ったガンジー学校の生徒たちも笑顔で「トゥジェン!」【6月19日 韓国・クミ市】)


 AGCファインテクノ韓国(AFK)を相手に解雇撤回を闘っている民主労総金属労組所属の旭非正規職支会が6月19日、「われわれは勝利する----旭闘争4年勝利決意大会」を開いた。2015年春、韓国・クミの旭硝子(当時)工場で社内下請け会社GTSで働いていた非正規職労働者が「人間らしく暮らそう!」と労組を結成、「奴隷のように働いていた工場が『現場』に変わった」(旭非正規職支会編「野の花、----工団に咲く」)。しかし1カ月後、組合員138人を含む178人がメール1本で解雇された。
 AFK工場近くの路上で開かれた大会には、地元のガンジー学校の教師、生徒たち18人も初参加した。生徒たちは2週間にわたり旭支会と交流し、工場前の宣伝戦や横断幕作成、インターネット上で旭闘争を宣伝するなど積極的支援活動を行ったという。3月AGC株主総会闘争に来日したナムギウン首席副支会長ら3人の律動グループ「虚空(ホゴン)」も公演し、民主労総慶北本部長、金属労組クミ支部長、現代重工業と大宇造船の社内下請け労働者が発言した。
 最後にAGC工場正門前に参加者全員で移動し、闘争スローガンを道路や門などにスプレーで記した後、チャホノ支会長が必ず勝利すると宣言した。
 7月12日には、旭支会が訴えた勤労者地位確認訴訟の判決が出る。大詰めを迎えた旭支会闘争の必勝へ、AGC本社を攻める日本での闘いが重要だ。7月6日に開催される旭非正規職支会支援共闘会議結成1周年集会に結集しよう。
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7・6旭非正規職支会支援共闘会議結成1周年集会
 7月6日(土)午後6時開場 6時30分開会
 江東区総合区民センター6階第2研修室
 主催 旭非正規職支会支援共闘会議

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