安倍を倒そう!とデモ 青年先頭に「にいがた大行進」
週刊『前進』04頁(3048号04面04)(2019/07/01)
安倍を倒そう!とデモ
青年先頭に「にいがた大行進」
(写真 「改憲反対」「安倍たおせ」のボードを掲げてデモ【6月15日 新潟市】)
「年金報告書」への怒りが高まる中、あくまで改憲への執念をたぎらす安倍政権に対して、「改憲・戦争とめよう!にいがた大行進」は6月15日、立ち上げ以来初の街頭デモに打って出ました。昨秋10・21国際反戦デーの大行進立ち上げ以来8カ月間で新潟市を中心に四つの運動体が生まれ、学習会を重ねてきました。改憲阻止決戦の本番突入を間近に、60年安保闘争記念日に安倍政権打倒を掲げて街頭に登場しました。
夕方、新潟駅近くの石宮公園で前段集会を行いました。青年労働者は、安倍政権が強行する沖縄・辺野古の海への土砂投入に関連して4月末に所属組合がストを行ったことを報告し、一部知識人の「天皇=リベラル」幻想を批判しました。
「新潟・星野文昭さんに連帯する会」の上原敏子さんが、6月8日に行われた星野さんの告別式に参加した時の模様を報告。暁子さんの「あいさつ文」を嗚咽(おえつ)しながら朗読し、国家権力による星野さんへの殺人行為、獄死攻撃を激しく弾劾するとともに、再審闘争に向けた決意を宣言しました。
集会とデモ行進を準備・けん引したのは、司会・デモコールを担当した動労総連合新潟の青年を先頭とする非正規職の青年労働者たちです。強風が吹き荒れる中で、工夫をこらしたデコレーションやプラカードを掲げ、コールに合わせて元気よく声を上げました。
さらに参加者一人一人がマイクを握り、改憲・戦争への自らの思いや安倍政権への怒りを街頭の人たちに呼びかけながら進みました。初参加の80代の男性は周辺を圧する声量で歌い、行進に勢いを与えました。元教育労働者の女性がキレのいいコールで全体を鼓舞しました。参加者は50人弱でしたが、次回は倍する隊列を実現したいと思います。
(百万人署名運動・新潟 坂井五郎)