関生弾圧 共に打ち砕く 関西で青年労働者集会

週刊『前進』04頁(3046号03面03)(2019/06/24)


関生弾圧 共に打ち砕く
 関西で青年労働者集会

(写真 集会を終えて団結がんばろう【6月16日 大阪市西区】)

 関西青年労働者集会が6月16日、大阪市内の靭(うつぼ)公園で開かれ大成功しました。「改憲と戦争を止めよう! 関西生コン支部弾圧粉砕! 青年は立ち上がろう!」という呼びかけのもと、関西各地から130人が結集しました。集会後にはなんばまでのデモを行い、デモ初参加の仲間も大勢参加しました。
 大阪市職の仲間が基調報告を行い、「全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)弾圧に反撃し、ストライキを闘う労働運動を」「改憲・戦争阻止!大行進を拡大し、戦争を止め安倍を倒す」「国鉄・JR決戦を闘い11月集会へ」、そして「青年の力を解き放ち、組合の中心で活躍するのが青年部。労働運動の地図を塗り替えよう」と提起しました。
 全国金属機械労働組合港合同昌一金属支部の青年労働者が沖縄闘争報告を行いました。全国水平同盟西郡支部の青年は植木団地追い出しを認める大阪高裁差別判決、星野文昭さんの命を奪った国家権力を徹底弾劾しました。京都大学同学会が「京大当局の自治破壊に怒りが広がっている。弾圧を打ち破り改憲・戦争と闘う」と決意表明しました。
 八尾北医療センター労働組合、日教組奈良市、奈良市従業員労働組合の仲間、高槻医療福祉労働組合が「関生支部弾圧粉砕へ共に闘う」「地域の更地化を許さない」「民営化反対で職場から声を上げる」「育児を担う女性労働者の団結をつくる」「解雇と闘い、青年部が組合の中心を担う」などの闘いの地平と決意を次々と語りました。関生支部青年女性部の仲間は、「弾圧で闘う仲間との横のつながりができた。6人の仲間を早期に取り戻すために協力を」と訴えました。
 港合同昌一金属支部の木下浩平さんが「関生弾圧や全港湾への事前協議制破壊と同様の、労資の激しい攻防に入っている」と春闘・一時金をめぐる闘いを報告し、「関生弾圧は青年実にかけられた弾圧。青年が戦争・改憲への怒りの先頭に立とう」と呼びかけました。青年実の仲間が集会のまとめで関生支部弾圧粉砕支援カンパを訴え、デモに打って出ました。
 太鼓隊、関生支部の宣伝カーを先頭としたデモはG20サミット厳戒態勢を打ち破ってかちとられ、若者の多い繁華街では「非正規職、貧困、こんな社会では生きられない」という青年の怒りと結びつき、希望を示すデモとなりました。
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