われらが星野同志よ! マル学同中核派東京大学支部

週刊『前進』02頁(3045号02面02)(2019/06/20)


われらが星野同志よ!
 マル学同中核派東京大学支部


 われわれマルクス主義学生同盟中核派の偉大な先輩である星野文昭同志が5月30日、亡くなられました。マル学同中核派東京大学支部一同、心から哀悼の意を表します。
 1966年、高崎経済大学に入学した星野同志は、学生運動の中心人格となって同大学を全学連の拠点校へと押し上げ、後には三里塚闘争を全学連初代現地行動隊長として闘い抜きました。さらに71年11月14日、沖縄人民の怒りと連帯して基地も核も残されたままのペテン的「返還」協定に反対し、渋谷暴動闘争に決起しました。星野同志の活躍に追い詰められ震え上がった国家権力は、「殺人罪」でっち上げによる無期懲役、そして先日の虐殺へと繋がる44年もの拘禁攻撃という暴挙に出ました。
 われわれマル学同東大支部は再建して間もない支部であり、ほとんどの仲間が20歳前後と革命運動の経験も豊富ではありません。それだけに星野同志が44年もの間、獄中非転向で闘い抜いたことの偉大さに鳥肌さえ立ちます。
 そして、星野同志の人生に感銘を受け、われわれの切り開いた地平の上に、東大では学園祭などで2度の星野絵画展が開催されました。
 星野同志の闘った拠点攻防、実力闘争、対弾圧の闘いは、そのいずれを挙げてもわれわれの模範とすべきところです。星野同志の闘いに続いて、星野同志の闘いを引き継いで、日本帝国主義の心臓部たる東大にマル学同の不抜の拠点を建設し、資本主義社会を転覆させるという決意を、そして弾圧に対しては完全黙秘非転向の鉄の意志で闘い抜くという決意を、支部の全員が新たにしました。
 星野同志! あなたの死は重く、虐殺者にはその責任を果たさせなくてはなりません。血塗られた国家権力の打倒こそ、遺されたわれわれの義務として重く受け止めます。われわれは辺野古新基地建設をめぐる現代の沖縄闘争を本土―沖縄の分断を乗り越え首都東京で闘い、そして革命へと突き進んでいくための拠点建設を確実に遂行します。
 星野同志! われわれは闘いを必ずや引き継ぎます。われらが星野同志よ、どうか安らかに眠られんことを。
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