組織拡大へ挑戦しよう 動労総連合青年部が大会開く
週刊『前進』04頁(3044号02面02)(2019/06/17)
組織拡大へ挑戦しよう
動労総連合青年部が大会開く
(写真 新執行部。左から照沼さん、山田さん、渡辺さん )
6月8日、動労総連合青年部の第3回大会が東京都内で開催され、全国から青年組合員が結集した。
来賓あいさつを動労千葉の繁沢敬一副委員長が行い「自分も青年部から組合活動をはじめ、その時の青年部が今の動労千葉の執行部になっている。みなさんも総連合の執行部になっていってほしい」と激励した。
青年部長の會澤憲一さん(動労水戸)が「われわれが、ここに集まって会社を正そうという中心になろう。組織拡大へみんなで意見を出し合いながら挑戦していこう」と訴えた。
議案の提起を山田和広書記長(動労西日本)が行い、討論に入った。
清掃現場で働く組合員が、現場では低賃金のため青年労働者が少なく仕事が回らない現状や、労働者がパワハラを受け退職に追い込まれそうになっていることなどを報告した。
渡辺剛史さん(動労千葉)が「動労千葉から代表を出せるよう職場代表選挙に挑戦し、組織拡大へ闘う」と決意を語り、照沼靖功さん(動労水戸)が「JR東労組の解体で会社はものすごいスピードで攻撃をかけている。乗務員に手を出してきたことが大きい。青年部も先頭で闘おう」と呼びかけた。
また、この間、解雇撤回の労働委員会闘争で命令が立て続けに出されている。動労総連合・新潟の八代和幸さんは全面棄却の反動命令に対して中労委で闘うことを報告した。動労神奈川の桑原豪臣さんが、時廣慎一さんの労働委の命令でパートから契約社員へ転換させなかったことを不当労働行為と認めつつ、解雇は撤回されなかったことを報告し、団体交渉を闘った上で、中労委での闘いに入ると語った。
討論を終え、新執行体制として青年部長に山田和広さん、副部長に渡辺剛史さん、書記長に照沼靖功さんを選出した。
最後に、山田青年部長が「当面、9月22日の常磐線全線開通反対、東海第二原発再稼働阻止の闘いの先頭に青年部が立とう」と訴え1年間の闘いへ出発した。