野島同志をしのぶ ゆかりの人々が「お別れ会」
週刊『前進』04頁(3042号04面02)(2019/06/10)
野島同志をしのぶ
ゆかりの人々が「お別れ会」
5月30日午後、野島三郎同志を偲(しの)ぶ「お別れ会」が東京・江戸川区で開かれ、ゆかりの同志が集まった(写真)。会場正面の、あごひげを蓄え眼鏡をかけてほほえむ野島同志の遺影が参加者を温かく迎えた。若い世代の全学連・高原恭平委員長も参加した。
司会を元前進編集局員の高田隆志同志が務め、生前の同志の闘いを紹介した。革共同の創成期から本多延嘉同志と共に党の闘いを牽引(けんいん)し、とりわけカクマルとの分裂の際に国鉄労働運動を巡って松崎明と激しく対決したこと、1975年3・14反革命の際の同志の仁王立ちした闘いが全党を奮い立たせたこと、さらに1980年代以降いくつもの病気と闘いながら、清水丈夫選集の解説を執筆したことなどが紹介され、野島同志の革命的で不屈な人柄が偲ばれた。
全員で黙祷(もくとう)を捧げた後、野島同志とゆかりのある同志たちが追悼の言葉を述べた。最初に革共同の天田三紀夫書記長があいさつし、同志の遺志を引き継ぎ、必ず革共同は労働者階級と共に革命に勝利するとの不退転の決意を表明した。さらに9人の同志が、野島同志との出会い、人柄、エピソード、思い出などをこもごも語り、追悼した。晩年には野島同志が「青年・学生に大いに頑張ってもらいたい」と熱望していたことが語られた。
全員が遺影に白いカーネーションを捧げた。最後に、大阪から参加したお連れ合いの木下俊子さんがお礼の言葉を述べた。