星野同志解放闘争が大詰めに 3・19院内集会に総結集を

週刊『前進』04頁(3018号04面03)(2019/03/11)


星野同志解放闘争が大詰めに
 3・19院内集会に総結集を

奪還へ総決起誓う

 革共同弾圧対策委員会は2月に全国会議を行い、星野文昭同志奪還へ総決起することを熱烈に誓った。
 会議では第一に、昨年1年間の星野奪還闘争の地平と1月19日の韓国テグでの絵画展と星野暁子さんの講演、1月27日の東京での星野全国集会の大成功が星野同志奪還の現実性を切り開いてきたことを確認した。
 第二に、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部への大弾圧を日帝・安倍政権の改憲攻撃(労働組合とストライキのない社会)と対決する最大の攻防としてとらえ、弾圧粉砕へ総決起することを誓った。
 第三に、国家権力の弾圧と闘う拠点として救援連絡センターの強化・発展、地域救援会の建設と強化をかちとる決意を固めた。

意見広告が大反響

 星野闘争は09年の星野全国総会で「労働者階級の力で星野同志を奪還しよう」と、階級的労働運動路線の中に位置づけられ労働者階級の闘いとして発展してきた。そして無期刑の終身刑化が現に進行する中で、17年以来、星野同志の身柄を直接取り戻す闘いとして、「仮釈放」審理を行う四国地方更生保護委員会への闘争を決断して闘ってきた。
 昨年2回、星野奪還の意見広告を朝日新聞に出した上で、2月17日には沖縄の沖縄タイムスと琉球新報に出した。辺野古新基地建設の是非を問う県民投票の1週間前に掲載された意見広告は大反響を呼んだ。星野闘争は沖縄県民の怒り、安倍への怒りと一体となって全人民的広がりをもって発展してきた。
 2月15日には13回目となる四国地方更生保護委員会への申し入れを行った。
 こうした星野闘争の力強い発展の中で、2月19日に更生保護委員会の保護委員が星野同志の元に面接に訪れた。いよいよ仮釈放審理が大詰めを迎えている。

終身刑化を許すな

 3月19日に参議院議員会館で開かれる「無期刑の終身刑化を考える院内集会」は、星野同志を奪還する決定的な集会となる。講演する古畑恒雄弁護士は無期刑を終身刑にする攻撃としての98年最高検通達(マル特無期事件の終身刑化通達)と09年の法務省通達を批判している。院内集会を星野同志奪還の決定的闘いとして成功させよう!

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無期刑の終身刑化を考える院内集会
無実で獄中44年、星野文昭さんの解放を訴えます
 3月19日(火)午後3時〜4時30分
 参議院議員会館 地下1階 B109会議室
 講師 古畑恒雄弁護士(元法務省保護局長)
 主催 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議/救援連絡センター

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