1047名解雇撤回へ各地で国鉄集会

週刊『前進』04頁(3014号01面04)(2019/02/25)


1047名解雇撤回へ各地で国鉄集会

●関西
 関生・港合同・動労西日本が訴え

(写真 動労西日本の山田和広書記長が基調報告。国鉄1047名解雇撤回、改憲・戦争阻止!大行進を闘おうと訴えた【2月15日 大阪・港区】)

 2月15日、大阪の港区民センターで170人が集まり、国鉄集会を開催した。
 開会あいさつを全国金属機械労組港合同の中村吉政委員長が行い「1047名解雇撤回の闘いが正念場に来ている」と訴えた。基調報告を動労西日本の山田和広書記長が行い「JR資本との対決と勝利こそ社会を変える闘い。動労西日本は春闘で2波のストライキを構え、絶対反対でJR資本と対決する」と提起した。
 特別報告を全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾書記次長が行い「2月5日の滋賀県警によるさらなる弾圧が起きているが、ストライキを武器に大衆行動で決着をつける」と弾圧粉砕の展望を語った。動労西日本近畿支部の橘日出夫さんが「国鉄闘争全国運動に結集する労組の闘いが、今後の改憲と戦争との闘いを決する。ストライキと国際連帯で闘おう」と力強くまとめを行った。
(関西 朝霧広巳)

●新潟
 非正規職化と過労死を許さない

 2月17日に新潟市で国鉄集会を開催した。(写真
 動労総連合・新潟の杉野彰書記長が主催者を代表し「さまざまな職場で正規や非正規をこえて労働者が団結をつくり出すことが、労働運動の退潮を押しとどめ、安倍政権を倒すことにつながる」と語った。
 JR新潟鉄道サービス(NTS)による不当解雇の撤回を新潟県労働委員会で闘ってきた八代和幸さんが非正規解雇への怒りを表明し、「非正規職でも闘えることを示していく」と決意を述べた。公務職場で過労死した遺族も「過労死の責任を追及する」と発言、活発な討論となった。
(新潟地域一般労組・A)

●九州
 動労総連合の組織拡大実現を

 2月16日に福岡県久留米市で、「国鉄1047名解雇撤回!改憲・戦争阻止!闘う労働組合を甦(よみがえ)らせよう!2・16国鉄集会」を開催しました。
 動労総連合・九州の石﨑義徳執行委員が主催者あいさつを行い、「命をかけて改憲・戦争を止めよう!」と熱烈に訴えました。虹ケ丘学園労働組合の野下英二委員長が闘争勝利の特別報告を行いました。
 基調提起を動労総連合・九州の羽廣憲委員長が行い(写真)「日本各地でストライキが復権している。国鉄決戦の地平が生きる時だ。解雇撤回をかちとり動労総連合の組織拡大を」と訴えました。
(九州 B)

●沖縄
 動労千葉物販で拠点をつくろう

 2月10日、那覇市で沖縄国鉄集会(国鉄闘争全国運動・沖縄の第9回総会)を開催しました(写真)。総会議案を電通(NTT)労働者が提起、「すべての職場に階級的労働運動派の旗を立てよう。動労千葉物販を闘いの軸にすえ、職場・学園・地域に闘う拠点をつくろう」と訴えました。
 2月4日に港湾労働者が自衛隊の民間港使用に反対して決起したストは、沖縄全島ゼネストへの道です。「復帰」47年5・15沖縄闘争へ全力で闘うこと、2・24県民投票で辺野古新基地建設反対の意思をたたきつけることを確認しました。
(沖縄 M)

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