大阪・鶴橋で100人がデモ 在日の会ら改悪入管法阻止へ

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週刊『前進』04頁(3012号04面03)(2019/02/18)


大阪・鶴橋で100人がデモ
 在日の会ら改悪入管法阻止へ

(写真 「改悪入管法の4月施行絶対反対!」。排外主義を吹き飛ばしJR鶴橋駅前を進む100人のデモ【2月10日 大阪市生野区】)

 2月10日、「排外主義許すな!労働者はひとつ/改憲・戦争阻止!改悪入管法4月施行絶対反対!」を掲げ100人が大阪・生野地域をデモしました(朝鮮戦争に反対する在日朝鮮人の会、関西合同労組共催)。
 安倍がでっち上げた「レーダー照射問題」以来、すさまじい排外主義が吹き荒れています。デマ宣伝に便乗した差別・排外主義が流されている。すべては、戦争・改憲のために国家によって扇動されています。
 昨年末に成立した改悪入管法は、差別を利用した労働者への分断であり、総非正規職化と戦争動員のための大攻撃です。外国人技能実習生の過酷な実態は、氷山の一角であるとともに、日本人労働者も含むすべての労働者の実態であり、「働き方改革」で資本家がもくろむ姿です。
 デモ出発前の集会では、「改憲・戦争と闘う国際連帯をつくりだそう」と呼びかける在日の会代表・関西合同労組阪神支部長の許用皓(ホヨンホ)さんのメッセージが読み上げられました。在日の会事務局・関西労組交流センター代表の木下浩平さんが基調報告で訴えました。「本日の集会は排外主義との闘い、改悪入管法粉砕、改憲・戦争阻止の三つの獲得目標がある。排外主義、分断攻撃と対決し、ゼネスト・国際連帯で改憲・戦争をとめよう。労働者を使い捨てにする改悪入管法絶対反対は労働者の課題だ。4月施行を阻止しよう。関西生コン支部への弾圧、沖縄・辺野古への土砂投入、京大弾圧を弾劾し、改憲・戦争阻止!大行進を組織化しよう」
 休日でにぎわうJR鶴橋駅前を通るデモは圧倒的な共感を生み、新たな日韓連帯、在日運動の前進を実感できました。
(関西・Y)
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