三里塚一斉行動 「有志の会」チラシを弾劾 「地域破壊許さない」

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週刊『前進』04頁(3006号02面05)(2019/01/28)


三里塚一斉行動
 「有志の会」チラシを弾劾
 「地域破壊許さない」


 1月19日、三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は69回目となる今年初の空港周辺地域情宣一斉行動を行った。
 午前8時30分、成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れに集まり、朝の打ち合わせを行った(写真)。最初に東峰の萩原富夫さんが、「空港機能強化策との闘いは今年が正念場。周辺住民と一層つながるようがんばろう」とあいさつした。
 続いて、伊藤信晴さんが、元脱落派事務局長・石毛博道らの「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」が「成田空港圏みらいのカタチ」なるチラシを配布していることを弾劾した。「空港で地域が栄えるイメージを振りまいているが、絵空事だ。人口も減り、40年経って芝山町はさびれていることは明らかだ」
 今回配布する同盟ニュースは第64号。3月31日に成田市赤坂公園で開かれる全国総決起集会への参加を呼びかける内容だ。さらに、「有志の会」チラシについて「地域破壊の地獄絵図」と徹底批判している。
 一同、ニュースを手に担当地域へと飛び出した。住民は市東さんの農地取り上げ不当判決に高い関心を示した。さらに空港機能強化について「騒音だけでなく落下物の問題もある。住めなくなるのは変わらない」「若い人がいなくなり、空き家も増えた」「折り込みビラはバラ色の内容だが、人が住めないのでウソだ」など、NAA(成田空港会社)や「有志の会」を弾劾する声が寄せられた。
 午後4時30分。再び離れに集まり一日の行動を集約した。今後は横芝光町にも訴えを粘り強く展開することを確認した。
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