機関紙拡大が進む 沖縄 読者会が解放的な場に11月集会への結集実現

週刊『前進』04頁(2997号04面03)(2018/12/10)


機関紙拡大が進む
 沖縄 読者会が解放的な場に11月集会への結集実現


 2018年の1年間の機関紙活動の前進は非常に大きなものがありました。機関紙の拡大に向けた悪戦苦闘の連続でしたが、そこにはつかみ取るべき豊かな教訓があります。
 ある組織では、読者会を通して11月労働者集会への結集を実現しました。その労働者は〈自分の職場の青年たちを読者会に組織したい〉という意欲を持っています。読者会そのものが自己解放的な〈場所〉になっているのです。そして党もまた変革が求められ、相互の研鑽(けんさん)と飛躍となっています。この地区では機関紙活動―拡大は「個人の力の総和」ではなく「組織としての力」で切り開かれていくものだということを、実感としてもつかみ始めています。別の地区や産別でもここから学ぼうとなっています。
 もう一つの課題は、今までの「狭い人間関係」から、先入観を捨てて、外に広がろうということです。実は、そういう職場や地域での接点はけっこうみんな持っています。そこに踏み込んだときに「エッ! こんな人がいたの」ということが、実際に起こっています。『前進』購読者のすそ野が広がり、新しい人がどんどん「発掘」されるのです。ここの転換だということです。
 「改憲・戦争阻止!大行進」は、職場・学園・地域・労働組合など、どんなところにもに入っていける運動です。多くの労働者は安倍の〈改憲・戦争〉に危機感を抱き、真剣に安倍を倒したいと思っています。
 すべての人が『前進』を必要としている。これに応えきる思い切った機関紙活動が求められています。改憲・戦争阻止!大行進の運動と機関紙活動を結びつけ、拡大闘争の新しい地平を切り開くときです。
 機関紙担当者が先頭に立って、10万人読者網建設―1千万人と結合していく機関紙活動を展開しよう。
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