改憲・戦争阻止!大行進の発展を

週刊『前進』02頁(2988号02面03)(2018/11/08)


改憲・戦争阻止!大行進の発展を


 第一に、今秋臨時国会、来年の通常国会における国民投票法の改悪、改憲発議を許さぬために全国各地で闘いを強化しよう。憲法審査会への改憲案の提出、沖縄・辺野古への土砂投入など、具体的な動きがあった場合は緊急行動を呼びかけます。
 第二に、この闘いは組織化の第2段階に入ります。私たちは、改憲・戦争阻止!大行進を呼びかけるにあたって次の原則を立てました。
 ①「野党共闘」などに依拠するのではなく、私たちの闘いの中に戦争を止める力があるいう立場で運動の変革をめざす
 ②その主体的な力を引き戻すために自らが人生をかける真剣さで訴えると共に職場・労働組合、運動体、地域の中で自由闊達(かったつ)な議論をつくる
 ③新しい仲間を加え、新たな可能性を運動にとりこむ努力から出発する
 ④この闘いが支配権力との激しい衝突となることを自覚した原則性と大衆性を運動の生命線とする
 当面する目標は来春通常国会の過程までの約半年です。全国の職場・地域に無数の大行進運動を組織しよう。青年が先頭に立つ運動体にしよう。
 第三に、この闘いが全体を獲得する力を持つために、改憲に向けた労働運動解体攻撃の矢面に立つJR・日教組・自治労で労働運動の前進をめざす新たな闘いの旗を立てよう。関西地区生コン支部への弾圧、JRで吹き荒れる労組攻撃を打ち破ろう。全国で関生弾圧弾劾の決議を上げよう。改憲・戦争と、新自由主義がもたらした労働者の現実と社会の崩壊に立ち向かおう。
 第四に、労働者の国際連帯を発展させよう。人類の生存を脅かす危機から世界を守る力は労働者階級の国際連帯から生まれます。ロウソク革命を闘った韓国・民主労総に続こう。
 本日を出発点に、安倍政権を打倒する新たな闘いに立ち上がろう!
 2018年11月4日
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