基調報告 天田三紀夫書記長 改憲阻止決戦の現場に仁王立ちして闘おう!

週刊『前進』04頁(2973号01面02)(2018/09/17)


基調報告 天田三紀夫書記長
 改憲阻止決戦の現場に仁王立ちして闘おう!


 革共同は三里塚反対同盟と共に、そして動労千葉と共に闘い抜いてきました。その地平の上に現在の革共同があります。そして今、私たちはついに改憲阻止の決戦を迎えました。
 この間の全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部に対する大弾圧は階級的労働運動への絶滅攻撃です。この共謀罪攻撃を粉砕することが改憲阻止闘争の勝利のために求められています。
 沖縄をめぐる情勢も激変しました。9月20日の自民党総裁選、9月30日の沖縄県知事選を経て10月から臨時国会が始まる。われわれに求められているのは、7万人が決起した沖縄県民大会、この怒りの先頭に立って安倍打倒のために闘うということです。
 星野闘争は新しい局面に入りました。11月25日の高松集会から来年1月27日の東京集会の過程を全力で闘い、労働者階級の力で星野同志を奪還する決戦です。
 そして11・4全国労働者集会と改憲・戦争阻止!大行進に巨万の結集をかちとる。改憲阻止闘争を労働者階級が担い、労働組合の力で闘う。このことを転換的にはっきりさせましょう。
 日本共産党の言う「野党共闘」路線は、労働者が社会の主人公であることを否定するものです。「自衛戦争」容認論は、戦争の原因が資本主義であることをあいまいにする、資本主義と闘わない完全な屈服路線です。この日本共産党スターリン主義を乗り越えた時、日本階級闘争は荒々しく発展します。
 未来は青年のものです。来年4月の統一地方選挙に洞口朋子さんが、7月の参議院選挙には斎藤郁真君が出ます。革共同は情勢に間に合った。歴史的存在としての革共同が改憲阻止決戦の現場に仁王立ちすることができた。その大きさに確信をもって闘いましょう。

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