原本不実弾圧 公安・岡野を徹底追及 違法捜査の弁明に終始
週刊『前進』04頁(2971号04面05)(2018/09/10)
原本不実弾圧
公安・岡野を徹底追及
違法捜査の弁明に終始
9月3日、吉中誠同志に対する電磁的公正証書原本不実記録・同供用(虚偽の住民登録)でっち上げ弾圧の第2回公判が東京地裁刑事第10部(小森田恵樹裁判長)で開かれました。検察側証人として警視庁公安一課の岡野直人が出廷しました。
岡野は革共同に対する数多くの弾圧で検察側証人としてうそ八百を並べ立ててきた、でっち上げ専門の極悪公安刑事です。今回も岡野は、吉中同志が大坂正明同志の「逃亡」を支援していた疑いがあると繰り返し強調し、弾圧の目的が非合法・非公然の革命党破壊にあることをあけすけに語りました。大坂同志を支援した疑いがあれば、どんな違法捜査も罪のねつ造も可能だというのか! これこそ安倍の改憲攻撃と一体の共謀罪弾圧です。法廷は怒りに包まれました。
前進社に対する恒常的な弾圧と監視、吉中同志が住民票を前進社本社に移動する前からの身辺捜査、住民票を移動した当日に区役所で事情を把握し翌日から開始された犯罪捜査。吉中同志への弾圧は違法捜査とでっち上げのオンパレードです。
吉中同志を非公然活動家だと決めつけ、非公然活動家は前進社に住んでいるはずがないから住民登録は虚偽に違いない。これが警察・検察の主張のすべてであることを岡野は吐露しました。
検察は証人・岡野に主観的意見を言わせて弾圧の正当化を試みましたが、被告・弁護団と傍聴団の怒りで粉砕され、意気消沈。岡野は違法捜査を取り繕うために「偶然知った」「たまたま見かけた」などと苦しい言い訳に終始しました。
次回公判は9月28日。岡野に対する弁護側反対尋問が行われます。改憲をめぐる重大な階級攻防が続く9月決戦の渦中、労働者階級の怒りと結合し極悪公安刑事・岡野を徹底的に打倒するチャンスです。岡野に証人の資格などありません。偽証を許さず、でっち上げの全容を暴ききり、共謀罪攻撃を絶対に粉砕しよう。