機関紙拡大が進む 広島 職場討論から購読者に党への結集もかちとる

週刊『前進』04頁(2971号04面04)(2018/09/10)


機関紙拡大が進む 広島
 職場討論から購読者に党への結集もかちとる


 広島市役所本庁前と中区役所前では、拠点建設に向け継続的に配布している。私たちに「前進さん」と声をかけ、必ず取りに来る労働者が出てきた。8月5日の国際反戦反核集会の参加へとつながった。
 また、安倍の広島訪問を弾劾し、「豪雨災害は国家犯罪だ」と訴えて街頭に登場した。横断幕を広げ、2ページ号を配布すると、多くの人が「その通り! がんばって」など、共感を示した。ある青年は「何としても安倍を倒したい」と話になり、配布を手伝ってくれ、場所を移して数人で討論することになった。
 拠点職場で「この人には」と先入観で人選し手渡しするのではなく全員配布に挑戦している。ある職場では政治的な話が初めてできるようになった同僚が出たり、「いつもありがとう」と言われたり。
 別の職場では、想定外の同僚と討論になり、質問に答える形で読み合わせが始まった。「この新聞は読みたいと思う」という言葉に、すかさず「では定期購読をしてほしい」と訴え、定購が決まった。『共産党宣言』の学習などを重ね、党への結集も勝ち取った。
 高陽第一診療所でも、配布した『前進』を囲んで青年と昼休みの討論になっている。「国際連帯で戦争を止めよう」に「でも、攻めて来られたら、どうするの?」と。地区党でも、青年に「繰り返すな戦争シリーズ」で戦争では何が起こるのか知ってもらおうと討論になった。
 県内遠方の読者たちに届いたその日に『前進』を配布するための苦肉の策から、県の中心部に職場を持つその読者の家族に『前進』を持ち帰ってもらう方法を選んだ。配達人となった家族にも「ぜひ読んで」と贈呈することで拡大のチャンスが生まれている。
 広島では9月17日に改憲・戦争阻止!大行進実行委員会が結成される。「改憲絶対阻止」の闘いの中で、「人生をかけた真剣さ」が多くの労働者とつながり、獲得しつつある。この決戦の中で、一挙に定期購読を拡大していきたい。
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