シンディ・シーハンさんを迎え 横須賀で国際連帯集会 戦争絶対反対の声あげよう
シンディ・シーハンさんを迎え
横須賀で国際連帯集会
戦争絶対反対の声あげよう
8月8日、横須賀で「シンディ・シーハンさんと戦争絶対反対の声をあげよう!」国際連帯交流集会を婦人民主クラブ全国協議会と改憲・戦争阻止!大行進横須賀実行委員会の共催で行った。集会に先だち、台風の中40人の参加者で街宣・デモをやり切った。
シンディさんは「10・21女性のペンタゴン(国防省)マーチ」へ1千人のオルガナイザーを獲得し、全米各地に実行委員会を立ち上げている。横須賀でも相模原でも「10・21マーチ連帯大行進」をその場で決定した。私たちの「改憲・戦争阻止!大行進」運動も、11月集会の参加者がオルガナイザーになれば5万、50万のデモが可能だと確信を持った。
シンディさんの報告に改めて驚愕(きょうがく)した。アメリカの学費ローンの額は20万㌦と殺人的だ。その返済のために平日は教員、金曜日の夜からバーテンダーをやる。バーテンダーの賃金のほうが高い。教員賃金が安く、自腹で教材を準備する。教員を続けるために結婚もあきらめなければならない。
シンディさんもハイスクールの数学教員だった。娘さんもチャーター・スクールの教員として組合への組織化に奔走している。教員は最先頭で戦争に反対し、入管・難民政策に反対している。もっと尊敬されるべきだと言う。アメリカでは「平和教育」はほとんど行われていない。日本では今、「平和教育」は職場の団結強化と学習の契機として重要だ。そして教員は「平和教育」と「大行進」運動の両方をやらなければならない。
アメリカは先進国の中で一番、格差が大きい。何百万の人が飢えてホームレスが生み出されている。軍事関連の資金や人材を教育や環境問題の解決のためにまわせば、あらゆることがうまくいく。アメリカの話は日本の現状と同じだ。今、戦争を必要としているのは世界の支配者だ。労働者に戦争はいらない。「国際連帯で帝国主義を倒そう! それが子ども、孫のためでもある!」
9月24日、神奈川教育労働者集会で教育労働者の根こそぎ結集をつくりだし、強固な「組織者」集団をつくり上げよう。全労働者・人民の力で改憲発議を粉砕しよう!
(改憲・戦争阻止!大行進横須賀実行委員会 品川孝司)