旭支会闘争 解雇撤回へ韓日で行動 東京のAGCに抗議
旭支会闘争
解雇撤回へ韓日で行動
東京のAGCに抗議
旭非正規職支会支援共闘会議は7月27日、韓国・クミ(亀尾)市で解雇撤回へ闘う旭非正規職支会との同日行動として、東京・新丸の内ビルのAGC(旭硝子が社名変更)本社に対する抗議申し入れに立った。
午後4時過ぎ、総務のマネージャー2人が対応したが、「関係会社を通じ対応している」「申入書は受け取れない。本社としては答えられない」の一点張り。
申入書を読み上げる。支援共闘会議は「当該解雇はAGCとAFKの責任であり、本社の責任で解決すべきである」と主張し、①違法派遣を認め、正規職として職場復帰させること、②解雇はAGCに責任があることを認め、解決のための話し合いに即刻応じることを申し入れた。
それでもなお「受け取れない」との対応に、共闘会議議長の山本弘行さんは旭硝子の決算レポートを示して、「韓国で178人を解雇しておいて、連結決算なんだから本社に責任があるだろう!」と一喝。力なく「係争中でもありますので......」と口走る総務の某氏に、すかさず清水彰二事務局長が「裁判の当事者だってことでしょ。本社の責任だ」と詰め寄る。
最後に「われわれは解決するまでここに来る!」と突きつけ、社前での宣伝活動に移った。合同・一般労組全国協傘下の労働組合員ら16人が次々とマイクで訴えた。動労千葉の関道利副委員長(共闘会議副議長)は、「解雇撤回まで共に闘おう!」と呼びかけた。
旭支会のチャホノ支会長はフェイスブックに「日本の同志が旭硝子本社への抗議集会を行った。同じ時刻、われわれも工場前で宣伝戦を進めた。AGCにカネと『キム&チャン』(労組破壊専門の悪徳弁護士事務所)がいるなら、私たちには共に闘う同志がいる」と投稿した。
日韓同時にAGCを攻める共同闘争の手応えを共有し、さらにこの道を進もう! 日本での闘いを、改憲・戦争阻止の闘いと一体で推し進め、解雇撤回・原職復帰をかちとろう!