不当な弾圧ゆるさない! 団結の前に弾圧は無力だ

週刊『前進』02頁(2958号02面04)(2018/07/19)


不当な弾圧ゆるさない!
 団結の前に弾圧は無力だ


 学生の戦争反対の行動を、大学当局や警察権力は弾圧でつぶそうとします。現在のキャンパスでは、ビラまき、集会、立て看板などの当たり前の活動すら禁止されています。大学当局は「営業権(=金もうけの権利)」を掲げ、反戦運動や学生運動を妨害します。全学連は、法大での「126人の逮捕―13人の重処分」、京大反戦ストライキへの「退学処分」に対し、「大学の主人公は学生だ」を掲げて処分撤回運動を続けています。
 警察の弾圧も許せません。全学連は、一昨年の全学連大会会場前で学生に暴行した公安警察を告訴し、国家賠償請求訴訟も起こしています。大会参加者を公安警察が取り囲み、殴る蹴るの暴挙をはたらきました。全学連は国家権力の暴行を絶対に許しません。昨年も公安警察は弾圧を狙いましたが、大会参加者には一指も触れさせませんでした。今年2月には暴行の証拠を隠す警視庁へ、裁判官と弁護団が証拠保全のために立ち入りました(写真)。労働者・学生の敵=公安警察を解体しよう。
 弾圧と戦争はつながっています。昨年、「戦前の治安維持法の再来」と言われる「新共謀罪」法が成立しました。戦前の歴史を見ても、戦争は反対運動への弾圧を不可避とします。弾圧をはね返した時に戦争は止められます。
 労働者・学生が仲間を増やせば、逮捕も処分も解雇もはね返せます。団結の力の前に弾圧は無力です。全学連は「仲間を大切にする運動」をつくります。全学連大会への参加を訴えます!

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