7・2吉中同志初公判へ 原本不実でっち上げ 共謀罪弾圧打ち破れ

週刊『前進』04頁(2951号04面02)(2018/06/25)


7・2吉中同志初公判へ
 原本不実でっち上げ
 共謀罪弾圧打ち破れ


 7月2日(月)午後1時30分から、東京地裁429号法廷で吉中誠同志への電磁的公正証書原本不実記録・同供用でっち上げ裁判の初公判が開かれます。国家権力は吉中同志が東京・江戸川区の前進社本社に住民票を移したことを虚偽登録だとでっち上げて逮捕し、昨年12月15日に起訴しました。吉中同志は前進社に住んでいます。この政治弾圧を絶対に許しません。公判への結集を呼びかけます。
 逮捕以来7カ月、国家権力はいまだに吉中同志の身柄を拘束し続け、接見禁止処分を解除していません。権力は、吉中同志が指名手配攻撃を46年にわたって打ち破ってきた大坂正明同志の闘いに関与した疑いがあるという情報をマスコミに流し、でっち上げを正当化しようとしています。森友・加計疑獄や原発再稼働に誰よりも怒りを燃やし、安倍の改憲・戦争攻撃と最先頭で闘っていた同志に対する予防拘禁であり、許すことはできません。
 本裁判は「戦争と革命の時代」の非合法・非公然の党、1千万労働者と結びつきプロレタリア革命に勝利する党の建設をめぐる、ブルジョア国家権力との激突です。吉中同志は前進社に住んでいる。これは揺るぎのない事実です。吉中同志へのでっち上げは大恐慌と戦争情勢の深まりの中での共謀罪弾圧です。
 警視庁公安部は吉中同志が前進社に住民票を移す前から同志の動向を追いかけ、でっち上げを画策していました。同時に前進社に対しても全同志の動向監視を強化し、組織活動でのでっち上げに躍起となっています。
 本質的に非合法・非公然の存在である革命党が公然拠点を構え、労働組合の闘いと一体化してゼネストを組織することを、権力は死ぬほど恐れているのです。だからこそこの弾圧は、革命党への弾圧であると同時に労働者階級の団結をめぐる階級攻防そのものです。
 米朝首脳会談は朝鮮半島を巡る戦争危機を除去するものではなく、東アジアの革命情勢と労働者の団結を破壊・圧殺するための反革命です。戦争を始まる前に止める力は労働者階級の国際的団結の中にあります。危機を深める日帝・安倍政権は改憲・戦争攻撃としての治安弾圧強化に一層のめり込まざるをえません。
 「犯人蔵匿」でっち上げ弾圧での鈴木哲也同志への1年6月の実刑判決、大坂同志への殺人罪でっち上げによる逮捕・起訴と検察官の類型証拠開示請求の拒否は、ついに1千万人の怒りと結びつき始めた革命党の闘いへの権力の悲鳴です。私たちの実践的回答は①拠点建設、②国際連帯、③非合法・非公然の党建設の三つの戦場での闘いを一体で闘いぬくことです。
 星野文昭同志の解放を求める1千人高松集会は情勢を塗り替えました。1千万の怒りと結びつき、労働者階級の力で安倍こそ監獄へ! 7・2公判に結集しましょう。
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