中四国 7・1へ国鉄集会開く 拠点労組中心に50人結集
週刊『前進』04頁(2949号02面04)(2018/06/18)
中四国 7・1へ国鉄集会開く
拠点労組中心に50人結集
(写真 動労西日本の山田書記長が基調を提起。改憲阻止の先頭に国鉄闘争を掲げようと訴えた【6月10日 岡山市】)
6月10日、岡山国際交流センターで動労西日本と拠点労組を中心に50人が集まり、7・1国鉄闘争全国集会に向かって中四国国鉄闘争集会をかちとった。
岡山大学医学部職員組合の矢田範夫さんが開会あいさつ。高陽第一診療所労組の森末一義委員長が、8・5―6ヒロシマ大行動へのアピールを行った。
動労西日本の山田和広書記長が、「7・1全国集会へ!改憲阻止の先頭に国鉄闘争を掲げよう」と題して基調を提起した。冒頭、改憲に向けた労働運動再編と対決する新たな1047名解雇撤回闘争が開始されたことを報告。JR東日本による乗務員勤務制度解体攻撃との闘いは「働き方改革」攻撃との最先端の闘いであり、労働者階級の命運をかけた決戦として闘おうと呼びかけた。さらに、米朝会談が朝鮮半島での戦争の危機を終わらせるものではなく、民主労総を先頭とするゼネスト・革命との国際連帯、国鉄闘争を軸にした改憲・戦争阻止!大行進運動の発展が今こそ求められると訴えた。
続いて中四国の国鉄闘争を闘う拠点労組から、愛媛県職員労働組合の宇都宮理委員長、自治労広島市労働組合の福井利明委員長、自治労倉敷市職員組合の百本敏昭副委員長、広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長、愛媛労組交流センター全逓部会、徳島医療福祉労組が決意表明を行った。
動労西日本の元木康亮組合員が、広島メンテックの解雇を絶対に撤回させ、JR本体・グループ会社を貫く組織拡大に挑戦すると述べた。岡崎昭夫副委員長は、職場廃止=解雇攻撃としてあった広島印刷事業所廃止を許さず、合理化・外注化に絶対反対で闘い、動労西日本が改憲・戦争阻止の先頭に立つと決意を表明。大江照己委員長は違法な始業前無賃労働を強制しているJR西日本を追い詰め、絶対に勝利する決意を述べ、すべての産別・職場で闘いに立ち上がりともに闘おうと訴えた。
最後に岡山マスカットユニオンの清水久美子委員長が、7・1大結集から8月ヒロシマ闘争、9月改憲発議阻止へ闘おうと方針を確認した。
(動労西日本書記長・山田和広)