革共同へ夏期大カンパを 人類史ぬりかえる革命勝利へ渾身のカンパをお願いします
週刊『前進』04頁(2947号03面02)(2018/06/11)
革共同へ夏期大カンパを
人類史ぬりかえる革命勝利へ渾身のカンパをお願いします
すべての同志、支持者、『前進』読者のみなさん! 革命的共産主義者同盟は、結成以来60年、多くのみなさんからの献身的な援助、カンパに支えられて、日本階級闘争の先頭で闘ってきました。労働者階級が権力を掌握したロシア革命から100年。2018年から20年にいたる3年間は、戦後史、いや人類史を塗り替える歴史的決戦の時です。
貧困と戦争を不可避とする帝国主義を打倒し、世界戦争・核戦争の危機を世界革命に転化して、共産主義社会を建設する人類史的事業の完遂に向けて、これまでを上回る絶大なカンパをお寄せください。
世界戦争を世界革命へ
18〜20年決戦が人類史的な階級決戦であることは、戦後世界体制の基軸であったアメリカ帝国主義の没落とトランプ政権の世界戦争放火者としての登場、それに対する1930年代を超える全世界の労働者のゼネスト決起と革命的大激動の到来という情勢に規定されています。トランプによる「安全保障上の脅威」を理由とする保護関税の発動、自動車などの輸入制限は、帝国主義の心臓といえる米自動車産業の衰退からの巻き返しをかけたものです。これにEU(欧州連合)や中国が報復措置をとり、6月8〜9日、カナダで開催された主要7カ国(G7)首脳会議は帝国主義強盗会議としての本性をあらわにしました。市場・勢力圏をめぐる貿易戦争の本格化です。ここに朝鮮侵略戦争切迫情勢の核心があり、朝鮮侵略戦争が帝国主義世界戦争へと転化する危機がはらまれているのです。
4月27日、5月26日の南北首脳会談は、韓国「ろうそく革命」と南北朝鮮人民の「南北統一」のうねりの中で、南北の現体制の存続を狙うものでもありました。6月12日に予定される米朝首脳会談も、「非核化」を口実とした朝鮮侵略戦争へのプロセスになろうとしています。
この戦争をとめる唯一の力は、労働者の国際連帯による帝国主義打倒のプロレタリア革命です。民主労総ゼネストと全人民決起による「ろうそく革命」は、パククネ政権による不正・腐敗に怒り、新自由主義によって仕事も誇りも人間関係も、そして未来も奪われた青年たちの「奪われたすべてを奪い返そう」という決起が先頭に立ちました。
日帝による朝鮮植民地支配、日帝からの解放後の朝鮮革命の圧殺、朝鮮戦争による数百万人虐殺の上に成り立った南北分断体制こそ最大の「積弊」です。5月28日、ムンジェイン政権の最低賃金法改悪阻止のゼネストに立った民主労総は、最大の「積弊清算」として南北分断体制打破=革命的統一に向けて進撃しています。それは日本革命・アジア革命・世界革命への総進撃の合図にほかなりません。
問われているのは、私たち日本の労働者の決起であり、改憲・戦争阻止、安倍打倒の闘いです。
改憲阻止・安倍打倒を
森友・加計疑獄をはじめ、ありとあらゆる腐敗が噴出し、「安倍を監獄へ」の怒りが爆発しています。安倍がすべてを居直って改憲に突進しようとしているのは、労働者人民の根底的怒りと、トランプによる戦後世界体制の暴力的破壊の激しさに追い詰められているからです。今や日帝支配総体の危機、国鉄分割・民営化以来の労働者支配と連合の崩壊が進行しています。JR東労組の分裂・崩壊を先端とする労働運動の大再編情勢は、安倍政権と資本にとって、これまでの支配関係では対応できなくなったことのあらわれです。1047名解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃を闘い、鉄道事業を根幹から破壊する乗務員制度解体の歴史的攻撃に立ち向かう動労千葉・動労水戸―動労総連合が、全労働者の結集軸となる時代が来ました。動労千葉、全国金属機械港合同、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部などが呼びかける「改憲・戦争阻止!大行進」は、国鉄決戦の勝利を土台に階級的労働運動を打ち立て、全人民をゼネストへ組織していく無限の可能性をもった運動として力強く広がっています。
星野文昭さんの解放へ
6月3日、全国から四国地方更生保護委員会がある香川県高松市に1千人が集まり、「無実で獄中43年、星野文昭さん解放全国集会」とパレードが感動的にかちとられました。星野同志の年内解放をなんとしても実現しましょう。さらに大坂正明同志をはじめ、でっち上げで不当に拘束され続けているすべての獄中同志の奪還をかちとりましょう。10代から80代まで、世代を超えて多くの人びとが革共同に結集してきています。革共同は、この激動の時代に労働者階級の一員として生き闘うことを喜びとし、不断の変革と飛躍をやりぬき、革命の勝利を必ずや手繰りよせます。人類史を塗り替える歴史的決戦の資金として、人生を賭けたカンパを革共同に寄せてください。反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命の勝利へ偉大な一歩を踏み出しましょう。