星野文昭さん 獄中からのメッセージ 星野解放を闘い誰もが人間らしく生きられる社会に
週刊『前進』04頁(2947号02面02)(2018/06/11)
星野文昭さん
獄中からのメッセージ
星野解放を闘い誰もが人間らしく生きられる社会に
今、安倍・トランプが1%のために過労死と戦争を労働者民衆に強いる中で不正腐敗を極めている社会を、労働者民衆の団結の力、闘いで変え、労働者民衆が主人公となって誰もが力を合わせ人間らしく生きられる人間本来の社会を実現する歴史的扉を私たちは開いています。
その中で、戦争に反対し、沖縄闘争を闘って無実の無期・43年投獄を強いられている星野の解放の闘いが広く力を結集し大きく高揚しています。
無実で43年投獄の理不尽極まりない攻撃に怒り、星野解放をかちとる闘いが私たち全ての未来を開く闘いとして、本日の6・3をテコに大きく高揚を勝ちとり勝利を開きましょう。
☆
先日、徳島刑務所がバッグ製作の新事業の疲れからくる生活上のミスを理由に懲罰を加えたことは、人として当たり前に生きることそのものを否定するものです。今日の新自由主義国家が改憲・戦争、総非正規化によって、人が働き生きることを全面的に否定するものと同根であり、許せません。労働者民衆は力を合わせ誰もが人間らしく生きられることによって最も深く満たされるが故に、それを求め実現する力をもっています。
それによって力を合わせ、誰もが人間らしく生きられる人間本来の社会をどこまでも発展させることもできます。(中略)
戦争・沖縄基地に反対し、人間解放に立ち上がった闘いへの無実の無期・43年投獄という許し難い労働者民衆への攻撃への怒りを解き放ち、星野解放をかちとり、団結し勝利する力、人間本来の力を奪い返しましょう。
☆
星野を取り組むことが本来の自分、前向きで積極的な力を合わせ未来を開いていく自分を取り戻す、今の安倍への怒り、理不尽への怒りをよみがえらせ、自分たちの力で未来を開く運動になっていることに一番励まされています。
この運動を全社会的に、すべての労働者民衆のなかにもっともっと広げ発展させ、自らの本来の力、団結した力、星野を解放する力、改憲・戦争を阻止し、人間本来の誰もが力を合わせ人間らしく働き生きる社会を奪い返す力を手にしていきましょう。
そうして、星野と自らとすべての労働者民衆の解放をかちとりましょう。
(徳島刑務所在監・72歳)