「星野解放」の声全国に 意見広告でカンパ続々

週刊『前進』02頁(2944号02面03)(2018/05/31)


「星野解放」の声全国に
 意見広告でカンパ続々


 獄中43年、無実の星野文昭さん(徳島刑務所在監)を今こそ取り戻そう。
 5月20日に四国新聞と朝日新聞大阪本社版(近畿、四国、中国地方)に掲載された星野さん解放の意見広告は大きな反響を呼んでいます。意見広告で星野さんの闘いを初めて知った人が、星野全国再審連絡会議にカンパとともに次のような声を送ってきました。
 「私のように初めて星野さんのことを知る人が増えて、再審の力となりますことを祈ります」
 「星野さんのことは何も知りませんでした。……星野さんのような人が居られることは、神様のように私には思われます」
 また、朝日新聞のモニター調査では、次のような声が伝えられています。
 「43年も自由を奪われた人の無念はいかばかりか。新聞という媒体を通して世間に訴えていくのは良いことだと思う」
 「43年の長きにわたり冤罪を訴え続けてきた情熱に、いたく感動を覚えた」
 「こういう現実が実際にあることを初めて知った。とても衝撃だった」
 「星野さんを支持する人の力強さを感じました」
 東京の全国連絡会議の事務所には、「6・3集会に参加したい」と電話連絡してくる人が相次いでいます。1万円、2万円、3万円のカンパが郵便振替で送られてきています。今こそ、全国に星野さん解放の大きなうねりをつくりだす時です。

星野さんへの懲罰と降格許すな

 徳島刑務所は、連休に配布された菓子を夕食までに食べなかったという、まったくささいなことを口実にして、星野さんに作業賞与金500円返納の懲罰をかけてきました。これによって2類から3類に降格され、1カ月5回の面会が3回に減らされます。絵画クラブも復帰まで参加できないという不当なものです。
 法務省・徳島刑務所は、星野さんの闘いと星野解放運動の広がりをおそれ、獄内外の分断を狙っているのです。絶対に許せません。
 四国地方更生保護委員会の審理をめぐる闘いは正念場です。一切は、6・3高松集会とパレード(要項1面)の成功にかかっています。「星野さんを今こそ解放せよ!」の声をとどろかせよう。韓国・民主労総のハンサンギュン前委員長の解放に続こう。総力で6・3高松集会に集まろう。
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