第18期 党学校で 第18期党学校が4月に閉講した。全10回にわたって熱のこもった講義と活発な討論が行われた。受講生の感想を紹介します。(編集局)

週刊『前進』04頁(2941号04面06)(2018/05/21)


第18期 党学校で

 第18期党学校が4月に閉講した。全10回にわたって熱のこもった講義と活発な討論が行われた。受講生の感想を紹介します。(編集局)

ロシア革命から100年、激動の現代を学んだ
 前進印刷局 長山 始

 ロシア革命100年にあたって、革命運動・現代世界をとらえ、確信をもって、恐慌と戦争の時代に国際労働者階級人民の団結で、ロシア革命が切り開いた闘いを引き継ぎ、スターリン主義を乗り越えて、反スターリン主義・革命的共産主義の党と路線のもとに世界革命の時代を切り開いていくために、重要な学習の場となったと思います。
 以前参加したときのイメージは、「党の最先端の理論を切り開いて行く先頭に立て」みたいな、ちょっと重いイメージがありました。それで、今回の参加には二の足を踏みました。
 しかし、実際参加してみると、多くの地区、戦線から参加があり、現場の闘いと結びつけて、どう闘いを見て進めていくのか、そのためのざっくばらんで教訓になる議論が面白かった。
 いかに労働者の団結、現場の闘いをつくり出していくかという問題意識で激動の現代をとらえる中で講師の提起がなされて、非常に学習になりました。おすすめできる党学校になっていると思いました。

革命の必要性を説いた古典学習の重要性を実感
 関東 原口美里

 ロシア革命から100年。戦争と改憲の激動の年に党学校で学ぶ機会を持つことができたことは、とても意義のあるものでした。
 年齢を言い訳にはしたくないが、なかなか一度(全体では10回)の講義では、自分のものにすることは難しい。しかし、マルクス、レーニンが階級的・科学的に革命の必要性について執筆した古典を学ぶことの重要性は実感することはできた。
 現代の革命情勢の中で、階級の指導部として成長するためには、日々学び、討論し、労働者とともに実践していくこと。マルクス主義・レーニン主義で自分自身を武装し、自己変革を恐れず、現代革命を実現するために前進していきたい。

熱いエネルギーを充てんできた心底楽しい時間
 東京 道中良子

 全10回の受講を終了し、ほっとしています。これで終わりと思うと残念でもあります。渦中では、ともかく必死でした。今、あらためて党学校の機関誌「党学校通信」を並べて見ていると、しみじみ思うことがあります。本当に「ぜいたくな時間を与えられた」のだと。地区の同志たちをはじめ、すべての同志に感謝します。
 講義の内容はわかったものも、わからないものも、いろいろありますが、胸の中に熱いエネルギーが充てんされたことは確かです。なかなか言葉にまとめられないのですが(感想文を書くのも本当にしんどい闘いでした)、もうひとおし、ふたおし、がんばれば、なんとかなりそうです。これを手がかりに少しずつでも学んでいきたいし、この内容を現在の階級闘争の中でこそ貫徹するようにしたい。
 多くの同志にぜひ党学校に参加してほしいと思います。とくに、労働者同志、青年労働者同志に。
 けっして楽ではないです。賃労働(肉体労働)の現場から、クタクタになった身体を引きずってくるのは、けっして楽ではなかったです。しかし、心から楽しい時間でした。「絶対卒業してやる!」の決意(意地?)で、いかに不十分でも取り組んできてよかったです。やりきってよかったです。
 党学校生である間に、私、70歳になりました。おかげでますます元気です。

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