団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2941号04面05)(2018/05/21)


団結ひろば 投稿コーナー

『前進』がつないでくれた
 福祉労働者 青木早樹

 有機農業をやり、農民運動もやっているKさんとつながりたいと思い、『前進』の購読を提起し、定期購読となりました。
 それから何度か会う度に、Kさんは熱い思いを語ってくれました。
 「農業が人間の命をはぐくむのにいかに大切なものか。そのためには、農民として安全でおいしいものを食べてもらいたい。しかし今の日本の農業政策は全く逆で、危ないものを輸入し、農民は生きていけない状況をつくられている。幸い、家では息子が跡を継いでくれた。なんとか色んな人たちとつながって、みんなで国に、もの申して変えていきたい」
 ところが、Kさんは志半ばで病に倒れ、亡くなってしまいました。
 その後、Kさんのつれあいの方から、「夫が読んでいた『前進』を私も読みたいから、持ってきて」と声をかけられました。それからは、昼休みや夜、または援農でおじゃましたりして、話を聞かせていただく機会ができました。
 Kさんが亡くなった今、仕事量も倍に増えています。それでも夫のKさんが大事にしてきた有機農業への熱い思いと、地域や学生、幼稚園の子どもたちなど、人とのつながりをていねいに引き継ごうと懸命にがんばっていらっしゃいます。
 私は『前進』を通して、つながれたKさん、そしてつれあいの方との絆に感謝しています。共に生きていける喜びを感じています。こういうつながりが拡大して、力になることを願っています。

今しかない! 職場に団結を
 郵政労働者  郵政労働者

 私の郵便局は局長が代わって新体制となって1カ月がたった。昨年は交通事故が多発したため、事故対策の「重点局」となり、毎日がピリピリするムードになってしまっている。
 本社や支社の職制まで来て朝の体操を監視し、「声が出ていない」「腕が曲がっている」などと難癖をつけ、やり直しまでさせる。「事故対策」など口実で、労働者への締め付けであり管理強化だ。
 おまけに約半年前に郵便局が再編され、小さな集配局が無集配局となり、私の局に吸収された。そのため、配達の走行距離が長くなった。このことで途中で集中力が切れてしまい、交通事故のリスクが大きくなった。人も減らされて、残業が多くなった。
 私の局も内務・外務ともに人手不足であり、毎日やりたくもない超過勤務の嵐だ。ある同僚は「実際にやった超勤分がまともに給与についていないという声をよく聞く」と言っていた。
 先日は局長がミーティングに登場し、「月に40時間も超勤をやっているのが何人かいる。少なくしろ」みたいなことを言った。非常に腹立たしい気分になった。誰も好き好んで超勤をしているのではない。毎日定時退社がベストだ。
 だけど、このまま黙っているわけにはいかない。今しかない。正規・非正規が心を一つにして、職制に対して「冗談ではない。われわれはあなたたちの奴隷ではない。労働者だ!」と言ってやりたい。
 労働者には力があります。この腐りきった職場の空気を良くしていくためにも、今、正規・非正規が心を一つにして立ち上がる時です。いろいろなことが起きますが、負けないで頑張りましょう。

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