星野さんが過ごした群馬 「即時解放を」の声広まる
週刊『前進』02頁(2940号02面03)(2018/05/17)
星野さんが過ごした群馬
「即時解放を」の声広まる
(写真 昨年4月、高崎で開かれた絵画展)
星野さんが大学時代を過ごした群馬でも、「星野さんの即時解放を」と求める声が広がり始めています。
群馬の取り組みは、①四国地方更生保護委員会への要望書、②6・3高松集会の成功、③新聞意見広告賛同金集め、の三つの柱を立てていますが、要望書をお願いすることがすべてを開くと実感しています。この間に共通する変化は「自分で動いて集める星野活動家が生まれている」ことです。
要望書は戦略的に①高崎経済大学の同窓生、②多くの政党の議員、③労働組合、④1人でも多くの方から、で取り組んでいます。
高経大の同窓生からは連日のように要望書や意見広告賛同金が届いています。ある同窓生の方には、周りに声を掛けて要望書を10人以上から集めていただきました。元学長夫人からのご支援、元ゼミ生に要望書を要請してくれている方など次々に広がっています。
議員からは、 角田義一・元参議院副議長、堀越啓仁・衆議院議員、群馬県議会議員4人(+前職1人)、市議会議員1人(+前職1人)、町議会議員2人の方から要望書をいただきました。党派を越え「獄中43年は人道上許せない」の声が広まり、共産党・公明党の地方議員からも集まっています。民生委員や町内会長からも集まり始めました。
星野さん解放の運動は多くの人の心をとらえます。3・11の高崎での反原発集会では約100人から要望書が集まりました。
労働組合からの要望書集めを、群馬合同労組の組合員が全力展開しています。国労の執行部だった方からも要望書をいただきました。5・1前橋メーデーに群馬合同労組として参加し、要望書を多数いただき、さらに2人の弁護士からいただきました。
5・3高崎市音楽センターでの憲法集会では138人からいただきました。うち7人は弁護士で、1人は共産党の地方議員です。 星野再審署名も51筆集まりました。新聞意見広告のチラシをまいて、3人がその場で1口千円ずつを協力して下さいました。
毎週金曜日に高崎駅前で行う反原発行動(通称タカキン)で、「迎賓館・横田」再審をたたかう福嶋昌男さんが、自身の再審とともに要望書を毎週5人以上からいただいています。3月28日には、高崎で星野解放を訴える「歌とお話の会」が53人で成功し、参加者から要望書集めが広がっています。好評で6月20日の再演が決定しました。
新聞意見広告の賛同金は、この間協力してくださっている方が、即10万円を寄せてくださいました。さらに支援者が次々と寄せてくださっています。
6月3日の高松集会成功へ、ご協力いただいた方すべてに呼びかけましょう。
要望書を集めている方が、「動けば動くほど、今年で星野さんは取り戻せると確信できる。意見の対立から不通になった人に会いに行った。会うと互いの心が溶けていく。お願いに行く前の風景が、帰りは輝いて違う風景に見えた。星野さんをとり戻すことは自分自身を取り戻すことだと思った」と述べています。
皆さん、星野さん解放のため、ともに力の限り動き6月3日に高松でお会いしましょう。
(群馬星野文昭さんの再審を実現する会)