動労水戸がストライキ 常磐線全線開通反対を訴え
週刊『前進』04頁(2927号01面02)(2018/03/26)
動労水戸がストライキ
常磐線全線開通反対を訴え
(写真 通行する人びとが次々と立ち止まり、常磐線全線開通反対の署名に応じた【3月17日 JRいわき駅前】)
3月17日、動労水戸はJR東日本のダイヤ改悪に抗議し、4人の乗務員がストライキに入った。
午前9時30分からは総勢25人の組合員・家族・支援者がJRいわき駅前に陣取って街頭宣伝を打ち抜いた。この日、今なお高線量の楢葉町で開かれた県民集会に駅前からバスで向かう参加者に被曝労働拒否の闘いを訴え、「常磐線全線開通反対署名」を集めた。
東京からは江戸川区職の佐藤賢一さんと都庁議事堂レストラン解雇と闘う柿沼庸子さんが参加し、「被曝労働拒否とともに、公務員労働者は戦争協力を拒否して闘う」「放射能が脅かす命と健康の問題を真剣に考え、未来のために立ち上がろう」と訴えた。動労水戸組合員と動労福島、全学連の仲間も訴え、2時間で400枚以上のビラを配り、54筆の署名が集まった。
今回のダイ改ではJR水戸支社管内でも本格的な地方切り捨てが始まり、地元自治体では「このままでは本当に線路がなくなる」という危機感と怒りが沸騰している。国鉄分割・民営化の破綻と安倍政権の危機突破をかけた東京五輪・福島圧殺の攻撃と真正面から対決する闘いとなった。