安倍を監獄へ 改憲阻止!自民党大会直撃を 3・25日比谷へ
安倍を監獄へ
改憲阻止!自民党大会直撃を
3・25日比谷へ
安倍政権に怒るすべての労働者、学生、市民のみなさん! 来る3月25日、安倍・自民党はグランドプリンスホテル新高輪(JR品川駅高輪口から徒歩5分)で党大会を開き、安倍政権の続投と憲法9条改悪を含む改憲案を決定しようとしています。絶対に許せません。当日午前10時からの自民党大会「直撃」行動にぜひ集まってください! そして同日午後1時から日比谷野外音楽堂で開催される3・25大行進inHIBIYA(午後3時から銀座デモ)に怒りの声を結集し、改憲・戦争を阻止する大運動をともに開始しましょう!
腐った国家を打ち倒す時
ついに安倍政権を倒す時が来ました。森友事件をめぐる財務省の公文書改ざんが発覚して以来、今や安倍政権への積年の怒りが一斉に噴出しています。
政府・与党は今、前国税庁長官・佐川宣寿など一部の財務官僚に責任を押し付けて逃げ切ろうとしていますが、こんな幕引きを誰が許すと思っているのか。森友事件の主犯である安倍晋三・昭恵夫妻、財務相・麻生太郎をはじめ、事件にかかわったすべての政治家や日本会議メンバーを監獄にたたきこみ、隠されてきた国家犯罪のすべてを白日のもとに明らかにするまで、この問題は絶対に終わりません。そしてこんな国家犯罪がまかり通ることが二度とないように、私たち労働者民衆の力で根本から国家・社会のあり方を変革しなければなりません。
そもそも森友事件の本質は、「財務省内の誰が文書を改ざんしたか」などということではありません。事件の発端は、安倍政権と極右団体・日本会議が結託して「教育勅語」を唱和させるような極右学校をつくろうとしたことにあり、そのために安倍晋三・昭恵夫妻が直接関与して国有地のタダ同然での払い下げや公文書の改ざんをやらせたことは明白です。政治権力の強力な働きかけなくして、これほどの大規模かつ組織的な改ざんは不可能です。
こうした国家犯罪が日々暴かれ、危機を深める安倍政権は、警視庁機動隊による官邸周辺の警備を大幅に増員し、鉄柵を使って抗議行動を規制したり、地下鉄の駅出入り口を封鎖して参加を妨害するなどして闘いを鎮圧しようとしています。16日には機動隊の暴行・暴言に抗議した参加者2人が不当逮捕されるなど、許しがたい治安弾圧が始まっています。しかし、こんな弾圧は怒りの炎に油を注ぐだけであり、安倍政権の絶体絶命の危機を示すものでしかありません。
いよいよ3月25日の自民党大会が決定的な山場となります。ウソつきと犯罪者の集団である自民党に、巨万の民衆の怒りの声をたたきつけましょう!
改憲プランを葬り去ろう
安倍があくまで政権の座にしがみつくのは、今退陣すれば「2020年までに新憲法を施行する」とした改憲スケジュールが吹き飛んでしまうからです。25日の自民党大会は、改憲に向けた挙党体制の立て直しを図る場になろうとしています。
「9条に自衛隊を明記する」という改憲案の狙いについて、安倍は国会答弁で「自衛隊員に『君たちは憲法違反かもしれないが命を張ってくれ』というのは無責任だ。そういう議論が行われる余地をなくす」と説明しました。要するに安倍は自衛隊員に向かって「憲法で認めてやるから命を張って戦え。国の命令に従え。戦争のために命を差し出せ」と言いたいのです。それはまさに「戦争のための改憲」であり、二度と戦争をしないことを前提とした戦後憲法を根本から転覆するものです。ゆえに「自衛隊保持」の一言を9条に書き込むことは、金魚鉢に青酸カリの一滴を落とすことで全体を毒水に変えてしまうに等しい行為です。
さらに安倍・自民党は「働き方改革」と称する戦後労働法制の解体を狙っています。3月13日、過労死に追い込まれた労働者の遺族を招いて行われた参院予算委の公聴会の場に、自民党はなんと極悪のブラック企業で知られるワタミグループ元会長の参議院議員・渡辺美樹を質問者として出席させました。「24時間365日死ぬまで働け」と書いた社内文書で労働者を恫喝し、新入社員を過労自殺に追い込んだ渡辺を、自民党は13年参院選で比例当選させ、今や安倍「働き方改革」の旗振り役を担わせているのです。しかも渡辺は公聴会の場で、過労死を防ぐための労働時間規制の強化を求めた遺族に対し「働くことが悪いのか。週休7日が幸せなのか」などと暴言を吐きました。
これこそ安倍・自民党の正体だ! こんな連中が推進する「働き方改革」とは、資本の利益のために労働者を過労死地獄にたたき込むものです。今こそ労働組合が安倍打倒の闘いの先頭に立つべき時です。
3・25自民党大会「直撃」行動へ、そして改憲・戦争阻止!3・25大行進inHIBIYAへ。日本中に渦巻く怒りの声を、そして社会を変えるために立ち上がったすべての人びとの思いを結集して、腐りきった安倍政治を終わりにしましょう! そして労働者民衆の力で新しい社会をつくるために、力を合わせてともに闘いましょう!