改憲・共謀罪の安倍倒せ 改憲発議-国民投票を粉砕しよう 1・22国会闘争(正午・参議院議員会館前)総決起を 戦争動員・労組解体攻撃うち砕こう
改憲・共謀罪の安倍倒せ
改憲発議-国民投票を粉砕しよう
1・22国会闘争(正午・参議院議員会館前)総決起を
戦争動員・労組解体攻撃うち砕こう
2017年の闘いの巨大な地平を引き継ぎ、18年決戦に胸躍らせて突入しよう。18年は米日帝国主義による朝鮮侵略戦争・核戦争と安倍政権の改憲攻撃への突進に立ち向かい、戦争を革命で阻止する大決戦の年だ。階級的労働運動が戦争・改憲阻止の中軸を担い、すべての闘いを牽引(けんいん)する勝利の展望が大きく切り開かれている。動労総連合を先頭に、今こそ闘う労働組合と学生自治会をよみがえらせ、ゼネストと国際連帯で改憲阻止、天皇制打倒、オリンピック粉砕へ、18年冒頭から断固として闘いぬこう。1・22国会開会日闘争に立とう。
「働き方改革国会」粉砕を
絶体絶命の危機に立つ安倍は1月1日の「年頭所感」で、18年を「実行の1年」とし、「明治維新150年」を掲げて「人づくり革命」と「1億総活躍社会の実現」を叫んだ。改憲・戦争への総翼賛体制づくり=「戦争をする国」への大転換の宣言である。さらに4日、年頭記者会見で9条改憲を言明し、敵基地攻撃能力の保有を公言した。そして22日からの通常国会を「働き方改革国会」と称して、改憲のための労働法制大改悪の今国会強行を最大の課題として宣言した。
労働法制改悪と共謀罪弾圧、「避難訓練」で労働組合の団結を徹底的に破壊し、戦争に動員する。そして通常国会か秋の臨時国会で改憲を発議し、60〜180日内の国民投票で、19年4月30日の天皇退位前に一切の改憲手続きを終わらせようというのだ。また22日の国会開会に合わせ、内閣官房と小池都知事は東京で初となる「ミサイル避難訓練」を文京区で強行しようとしている。「X国から弾道ミサイルが発射され、飛来する可能性がある」との想定で地下施設への避難訓練として自治体職員や東京メトロ・都営地下鉄の労働者、住民を動員する許しがたい戦争動員攻撃だ。
18春闘は、改憲と労働法制大改悪、労組破壊を許さない全労働者の死活のかかった決戦となった。それは3月末の有期雇用労働者450万人の大量解雇を許さない総反乱の時であり、全産別・全地域にわたる連合打倒の決戦である。
連合は国鉄分割・民営化を受け、労働組合を丸ごと改憲勢力へ転換させることを狙ってつくられた。UAゼンセンは資本と一体となって急拡大した帝国主義労働運動だ。しかし連合の全面支配を狙うUAゼンセンの策動は労働者の怒りによって大破綻し、連合は分裂と崩壊を開始した。階級的労働運動が主流派=多数派に飛躍する大チャンスが到来した。連合と日本共産党スターリン主義を打倒し、ゼネストで闘う階級的労働運動を登場させよう。
2・11国鉄集会の成功へ
2017年の闘いの勝利の最大の柱は、国鉄決戦の前進である。
17年の国鉄決戦は第一に、動労千葉・動労水戸―動労総連合を先頭に、日帝中枢とJR資本が狙う「第3の分割・民営化」=全面分社化・転籍、地方路線廃線攻撃と対決しぬいた。正規職労働者が非正規職労働者と一体となって闘い、外注化がもたらす安全破壊に反合理化・運転保安闘争で対決し、大きな勝利的地平を闘い取った。
第二に、2000年以来のJR東日本をはじめとした外注化=「第2の分割・民営化」攻撃に対し、職場の団結と闘いをつくり出してはね返して、国鉄分割・民営化が不当労働行為の集大成であることを徹底的に明らかにした。動労千葉1047名解雇撤回訴訟で不当労働行為を認定した15年6月30日の最高裁決定を武器に解雇撤回・JR採用を求める闘いに踏み出した。
第三に、この闘いの前進が昨年6・5国鉄闘争全国運動全国集会での「労働法制改悪の危機に際して訴える」決議と闘いの起点となった。ここを新たな出発点に安倍の改憲阻止・労働法制改悪粉砕の壮大で創造的な決戦が開始された。
第四に、国鉄闘争と11月労働者集会を最大の結集軸とする国際連帯の前進は特筆すべきものがある。動労千葉と韓国・民主労総との団結を基軸に、アメリカ、ドイツ、ブラジル、トルコ、フィリピン、中国の労働者へと連なる力強いうねりをかちとった。民主労総のゼネストと民衆総決起がパククネを打倒したように、労働者階級がその本来の階級的底力を発揮したときの威力と真価を世界の労働者に示すものとなった。
この巨大な闘いの地平を引き継いで、改憲・戦争・労働法制改悪絶対阻止へ、「国鉄分割・民営化による不当解雇から31年」の2・11国鉄集会(船橋市勤労市民センター)を起点に一層の前進をかちとろう。
被曝労働拒否し3・11へ
動労水戸を先頭とする被曝労働拒否の闘いは、国鉄決戦の前進と一体である。鉄道労働者として、被曝労働が強制される現実に真正面から向き合い、対決する闘いである。また動労千葉に学び培われてきた反合・運転保安闘争の実践である。そして3・11福島第一原発事故をめぐる被災地・被災者、原発労働者をはじめとする懸命な闘いととことん連帯する中から創成され、発展したものだ。
動労水戸・動労福島を先頭にストライキで闘う労働組合が中軸となって、反原発闘争が地域の労働者住民、労働組合を大きく結集させるものへと発展してきた。安倍政権とJR資本による被曝と帰還の強制、福島第一原発の直近に迫る常磐線全線開通攻撃に反対し闘ってきた。そのことで世界の階級闘争の歴史にもない新たな地平を切り開いた。動労水戸の闘いは原発再稼働阻止・全原発廃炉を闘う愛媛県職労、京都府職労舞鶴支部の闘いへと広がっている。労働組合が反原発・反核・被曝労働拒否の闘いに総決起したとき、闘う者すべてにものすごいインパクトを与え、全都・全国、全世界の労働者人民を励まし、闘いの新たな発展をつくりだす。日帝・安倍の原発・核政策と真正面から対決する創造的な闘いだ。そして同時に、国鉄決戦自体の強力な発展をも全面的につくりだす。
JR郡山工場をかけがえのない拠点とする動労福島の結成と闘い。安倍政権と小池都知事の足元での動労東京の断固たる登場、八潮支部の結成と労働委員会における新たな闘いの開始。職場で「被曝と帰還強制反対署名」を呼びかけた都庁レストラン労働者への解雇を絶対許さない闘い。さらに、都営交通をはじめ小池の進める東京都丸ごと民営化・外注化、総非正規職化攻撃と全面対決する東交(東京交通労組)・都労連の闘い。築地で働く卸、仲卸、小揚などの労働者・労働組合や、場内と場外、周辺のすべての人たちとの団結と未来をかけた豊洲移転絶対阻止の闘い----。18年はすべての労働者人民の未来のかかった決戦の年である。3・11反原発福島行動(郡山)に総結集しよう。
星野同志奪還を
18年、19年、20年は、戦争・改憲阻止、天皇制・オリンピック攻撃粉砕の階級決戦だ。それは帝国主義戦争をプロレタリア革命に転化した1914〜17年のレーニンとボルシェビキの闘いを継承し発展させる闘いだ。〈階級的労働運動、学生運動〉〈国際連帯〉〈非合法・非公然の党建設〉の三つの戦場で断固闘おう。動労総連合を先頭に全産別・地域・戦線でゼネストを闘う拠点建設をかちとろう。成田空港第3滑走路計画撤回、航空機の発着回数を増やす空港機能強化案粉砕の3・4芝山現地闘争、3・8請求異議裁判(千葉地裁)を闘おう。無実の星野文昭同志、大坂正明同志をはじめ全獄中同志を奪還し、共謀罪攻撃を打ち破る非合法・非公然の労働者党を建設しよう。1千万人に通用する宣伝・扇動の変革と飛躍を進め、機関紙『前進』の10万人読者網をつくりだそう。